桐山親方(元関脇・宝富士)の引退相撲が31日、東京・両国国技館で開催された。断髪式では、弟弟子の十両・尊富士(伊勢ケ浜)もハサミを入れた。

同じ青森出身で「地元の先輩。お疲れ様でしたという気持ちだった」としんみり。

 初めて出会ったのは中学時代で、伊勢ケ浜部屋が地元に合宿で訪れたときだという。「ずっと憧れていたけれど、まさか伊勢ケ浜部屋に入って稽古するとは思わなかった。自分の相撲人生で財産」と明かした。部屋の稽古では「左四つになると本当に勝てなくて、こんなに強い人がいるんだと思った。伊勢ケ浜部屋で、同郷の先輩の背中を見て稽古してきた。勉強になりました」と感謝した。

 青森県出身幕内力士は1883年から143年も途絶えたことがない。尊富士は夏場所で十両2枚目で11勝4敗と結果を出して、7月の名古屋場所での幕内復帰を確実にした。宝富士が記録をつなぎ、来場所以降は兄弟子の錦富士と先人が紡いだ大記録を守る戦いに再び加わる。「宝富士関が形にしてつないでくれた。

頑張って下(青森の後輩)に記録をつなげたらいい」と新たな目標を口にした。

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