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ジャッキー・チェン“拳”シリーズの日本版ならではの見どころとは?

“日本人は水と安全とジャッキーはタダだと思ってる”とは、映画監督で脚本家の中野貴雄の名言だが、かように香港が生んだ稀代のアクションスター、ジャッキー・チェンは日本の隅々にまで浸透している。

そんなジャッキー・チェンが日本上陸を果たしたのは、1979年から80年にかけて立て続けに公開された『スネーキーモンキー 蛇拳』『ドランク・モンキー 酔拳』『クレージーモンキー/笑拳』の三部作。カンフーアクションにコミカルな要素を加えたこれらの作品はいずれも大ヒット、一躍ジャッキーブームが巻き起こった。
ジャッキー・チェン“拳”シリーズの日本版ならではの見どころとは?
『スネーキーモンキー 蛇拳』(C)1978 Seasonal Film Corporation. All Rights Reserved.

“拳”シリーズは、公開にあたって日本独自のさまざまな工夫が凝らされていた。その最たるものが、『ルパン三世』の原作者、モンキー・パンチによるポスターとオープニングアニメーション(『笑拳』)、そしてオリジナルの日本語主題歌だ。

“モンキー”つながりでイラストを依頼!?


ジャッキー・チェン“拳”シリーズの日本版ならではの見どころとは?
『ドランク・モンキー 酔拳』(C)1978, 1985 Seasonal Film Corporation. All Rights Reserved.

製作された順番とは違い、日本で最初に公開されたジャッキー映画は『ドランク・モンキー 酔拳』である(1979年7月。菅原文太主演『トラック野郎・熱風5000キロ』の併映)。当時のジャッキーはまったく無名で、配給した日本の映画会社でさえ、ジャッキーの写真を1枚も持っていなかった。

それならポスターはイラストで行こうと考えた宣伝部。“ドランク・モンキー”というタイトルに引っかけて、同じモンキーだし、という理由のみでモンキー・パンチに依頼された。あ、安直! だが、試写を観て作品を気に入ったモンキー・パンチは快諾した。

酒の盃を持ってポーズを決めるジャッキーのスマートなイラストポスターは大人気となり、宣伝は大成功を収めた。筆者の年長の従兄弟の部屋にも、このポスターが飾られていたのをよく覚えている。“酔えば酔うほど強くなる”という名コピーは東映の“惹句(じゃっく)師”関根忠郎によるものだ。

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    • 蘇化子 通報

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