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「ゴールデンカムイ」原作でも屈指の残虐シーンはどうなった3話、ヒグマ、怖い

鶴見中尉、牛山、土方歳三、谷垣……ヤバイ奴らがだいぶ揃いました。
「ゴールデンカムイ」3話は主要キャラクターの顔見せをしつつ、アイヌ文化の根幹を紹介する回。
アイヌの知恵と信仰は、今後の物語に大きく影響するだけあって、かなり丁寧に描かれている。アクションシーンとあわせて振り返ってみたい。
「ゴールデンカムイ」原作でも屈指の残虐シーンはどうなった3話、ヒグマ、怖い
「ゴールデンカムイ」3巻。登場時から徹頭徹尾かっこいいじいさん、土方歳三。睨まれたくない人物の一人

ヒグマと兵士


兵士に追われた杉元が、ヒグマの巣に飛び込むシーン。
アシリパ(リは小文字)いわく「アイヌの言い伝えにこういうのがある「ヒグマは巣穴に入ってきた人間を決して殺さない」」
杉元は1話でヒグマに散々な目に合わされたのに、彼女の言うことを命がけで信じたというのがこの場面のキモだろう。

調子に乗った兵士がヒグマと戦う場面は、原作でも屈指の残虐シーン。
うまく放送規制にひっかからず、かつ隠しすぎないさじ加減で描いてくれた。北海道の自然の厳しさを表現するには、ここは絶対欠かせない部分だ。

ヒグマと戦った兵士は、内臓もあらわにゴミのように木の上に打ち上げられた。
銃を向けた兵士は、顔の皮を一撃で剥がされた。
ヒグマ、怖い。

しかし顔の皮が剥がれて死にかけているのに、ヒグマに銃弾を撃ち込み続ける第七師団の兵士の狂気たるや。
後半出てくる、第七師団率いる鶴見中尉が上官の指を食いちぎるシーンとあわせて「第七師団やべえ」を印象づけてくれた。
この作品は、一兵卒まで含めて、変人しかいません。

強くて元気なアイヌ


「ゴールデンカムイ」原作でも屈指の残虐シーンはどうなった3話、ヒグマ、怖い
札幌駅に飾られている、アイヌの像。下に飾られている解説の「イランカラプテ(プは小文字)」とは、「こんにちは」の意味

実際の北海道は、今もアイヌ文化を守ろう、という動きが続いており、小中学校で特別授業として習うこともある。アイヌをモチーフにしたレリーフや展示は、北海道だといろんな町にある。何より北海道の都市の名前は大半がアイヌ語。アイヌ文化はそんなにマイナーなものではない。

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    ゴールデンカムイ

    ゴールデンカムイ

    『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて連載されている『ゴールデンカムイ』が原作のアニメ。明治時代末期の北海道を舞台に、アイヌの埋蔵金を狙う元陸軍兵・杉元佐一と、アイヌの少女・アシ(リ)パの冒険が描かれる歴史エンターテイメント。

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