輪入道「今日の収録は皆前回とは違う気持ちで臨んでる」
前回のLick-Gの快進撃、ダンジョン制覇の感想を2代目モンスターが語るVTRからスタート。
ゲスト審査員は、慶應義塾大学言語文化研究所准教授の川原繁人先生(→twitter)。
音声学の入門書『音とことばのふしぎな世界』が面白い。
チャレンジャーは、Luiz Alves。
モンスターACEの弟である。

対するモンスターは、輪入道(→twitter)。
「滑舌」「アクセス」「カクテル」「ラフテル」「揺らしてく」「降らしてく」
とガッツリ韻を踏みまくり、滑舌もいいLuiz Alves。
チャレンジャーLuizが1ラウンド目を獲得する。
ラウンド2、ラウンド3。
「この場で破壊するカス 狂わす 作らず この場で全てブチかます」
バイブスをどんどんあげていく輪入道が畳み掛ける。
Luizの「おばあちゃんのパワー借りたり」に対しても、
「おばあちゃんの話出す。18にもなってまだババアに頼ってるカス」
とディスる。
Luizは、
「爺ちゃん婆ちゃんジーザス皆
俺がラップ楽しそうにして嬉しいってさ」
と受ける。
ディスとリスペクトと韻とバイブス、すべてが入り混じった美しいバトルだった。
ラウンド3でモンスター輪入道のクリティカル勝利。
次なるチャレンジャーは、10年以上のキャリアを誇る広島育ちのMULBE(→twitter)が登場。
対するモンスターは、ACE(→twitter)。
MULBE「はあ? 何がぬる目MULBE2回も言っちゃって」に対して、
ACE「OKクレイジーにブレーキに俺なら3回も言うよMULBEぬる目」とさらに重ねるACE.
「ドリンクよりもリングの上でビートとリンクしなきゃいけないぜ」と韻の連打でノリに乗って、
ACEのクリティカル勝利。(テキスト/米光一成 イラスト/まつもとりえこ)