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「となりのトトロ」作画監督佐藤好春が朝ドラ「なつぞら」で薪割り原画を描いたわけ、聞いてきた

「となりのトトロ」作画監督佐藤好春が朝ドラ「なつぞら」で薪割り原画を描いたわけ、聞いてきた
「佐藤好春と考えるキャラクターとアニメの描き方」と絵葉書やカレンダー

──薪割り動画を描くテストは、実際にアニメの制作会社で行われていたもので、佐藤さんも描いた経験があるそうですね。

「実際の課題は“薪割り”ではなく“杭打ち”でしたけれど。日本アニメーションの入社試験で、森康二さん(仲努のモデルかも? と一部で囁かれている伝説のアニメーター)が出した課題のひとつでした。今回、僕が依頼された理由は、当時、森さんの描いた“杭打ち”の絵を知っているからだと思います。あと、僕の絵を見て『森さんの絵みたいですね』と言ってくださる方がゼロではなかったこともあるのかな。僕ね、森さんに褒められたことが一回だけあったんですよ。はじめてキャラクターデザインをやったのが『愛少女ポリアンナ物語』(86年)で、そのとき森さんにキャラクターを見てもらったら『横顔がいいね』と言われたことだけは覚えています。森さんに褒められたのは後にも先にもそれ一回だけでしたが(笑)」

──絵はものすごく優しそうなイメージですが森さんは厳しい方だったのでしょうか。

「ふだんは優しくても仕事になると厳しいものですよ。教えを請うてもなかなか教えてくれない。絵を見せに行っても『ん~~。はい、やり直し!』となにが悪いのかは教えてくれない。とにかく、まずは自分で考えろ!ということなんですよね」

──ドラマで“杭打ち”が“薪割り”になったのは、推測でしかないですが、なつとその家族が北海道で薪割りしていたのでそれと繋げたのかもしれません。

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