◯NHK総合 月~土 朝8時~、再放送 午後0時45分~
◯BSプレミアム 月~土 あさ7時30分~ 再放送 午後11時30分~
◯1週間まとめ放送 土曜9時30分~
第11週「なつよ、アニメーターは君だ」64話(6月13日・木 放送 演出・木村隆文)視聴記録
「白蛇姫」の原作「白蛇伝」では森繁久彌が演じていた
なつ(広瀬すず)が東洋動画に入社して初めて参加したアニメ「白蛇姫」の映像が完成し、声を吹き込むことになった。本当は、「プレスコ」と言って、事前に俳優に演じてもらい、それをもとにして絵を作っていく手法を行っていたが、制作途中で脚本が変わってしまったため、声を録り直さないといけなくなった、と仲(井浦新)は言う。プレスコした俳優たちには断られてしまい、新たに亀山蘭子(鈴木杏樹)と豊富遊声(山寺宏一)がふたりで複数の声を演じることになった。
豊富は活動弁士出身で映像に声をあわせることも声の演じ分けも得意。かたや蘭子ははじめてのことに戸惑うが、演出の露木(木下ほうか)の要求は容赦なかった。
このアフレコ場面で、放送当日「ごごナマ」にもゲスト出演した鈴木杏樹が大活躍。ヒロイン・パイニャンの声と侍女で青魚の妖精の声と使い分ける。とりわけ、侍女の声。声を変え過ぎて「やり手ババアみたいな声じゃないんですよ」とダメ出しされてしまったり、「もっとしなをつくって」と言われくねくねしなを作りながらしゃべったり。その多彩さをひじょうに楽しく見ることができた。山寺宏一はベテラン声優だから主人公のかっこいい青年から巨漢の悪者など自由自在で、これまた楽しく見ることができた。もうひとり、演出家役の木下ほうかが、自分のやりたいことを進行するために話術を駆使してさくさく進行する感情の見えない人物をうまく演じている。
鈴木杏樹さんお見事でした!(山寺さんは言うまでもなく素晴らしい)そろそろまた煙カスミの歌が聞きたいな~
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