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「村上春樹が好きでした。初めて言いました」やついいちろうに聞く『それこそ青春というやつなのだろうな』

       
やついいちろうが落研時代のことを書いた『それこそ青春というやつなのだろうな』(PARCO出版)インタビュー後編。
「村上春樹が好きでした。初めて言いました」やついいちろうに聞く『それこそ青春というやつなのだろうな』
僕が今も続けていることは、全部大学時代にやっていたことだ」(帯より)

表紙イラストが江口寿史になった理由や、やついいちろうの「明るさ」について話は続いていく。
前編はコチラ
「村上春樹が好きでした。初めて言いました」やついいちろうに聞く『それこそ青春というやつなのだろうな』
やついいちろう/1974年三重県生まれ。1997年にエレキコミック結成。2000年にNHK新人演芸大賞(演芸部門)を受賞。2010年にはTBS「キングオブコント」で決勝進出(『それこそ青春というやつなのだろうな』掲載略歴より引用)。

「グミ・チョコレート・パイン」が好きだった


───表紙が江口寿史さんのイラストなんですよね。

やつい 大槻ケンヂさんの『グミ・チョコレート・パイン』を高校の時だったかに読みまして、すごい好きだったんです。あれはある種バンドの青春時代っていうか大槻さんのことではないとは言え大槻さんのことだって思うんです。小説風に書いてある作品ですが筋肉少女帯ができる前の話ですよね。夜明け前。
この本は僕のお笑い芸人になるまでの話なので、そういう意味ではすごい近いところを描いてる。「グミチョコ」オマージュもあって、江口さんに絵をお願いしました。ホントは女の子を書いて欲しかった。
「村上春樹が好きでした。初めて言いました」やついいちろうに聞く『それこそ青春というやつなのだろうな』
角川文庫(単行本は1993年刊行)

───女の子ほぼ出てきませんよね?

やつい そう。PARCO出版の人にやついさんがいいって言われて、僕になっちゃった(笑)。スチャダラのBOSEさんが「江口さんが男描くって珍しいね」って驚いてた。描き下ろし、ありがたいです。

───椎名誠さんの『哀愁の町に霧が降るのだ』もちょっと思い出しました。お笑いをめぐる青春群像……「それこそ青春というやつなのだろうな」は久々にスーパーエッセイ来たー!って感じがします。
「村上春樹が好きでした。初めて言いました」やついいちろうに聞く『それこそ青春というやつなのだろうな』
小学館文庫(単行本は1981年刊行)

やつい シーナさんの「哀愁の町に霧が降るのだ」も僕、大好きなんです。書いてる時はメルマガ読者に向けてただ事実を淡々と書いてたので、全く意識してなかったんですけど。同じことをこの前ラジオ番組で茂木健一郎さんに言われましたよ。「現代版の、お笑いの「哀愁の町に霧が降るのだ」だね」って。そう言えば俺好きだったなーって。

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