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「時効警察」スペシャルを前に13年前の第1シリーズを多めに振り返ってみたと言っても過言ではないのだ

テレビ朝日系の金曜ナイトドラマ枠(金曜よる11時15分。ただし一部地域を除く)に、12年ぶりに「時効警察」が帰ってくる。題して「時効警察はじめました」。その放送を前に、今夜9時からは「時効警察・復活スペシャル」が放送される。今回はこれにあわせて、旧シリーズのうち2006年放送の第1シリーズ「時効警察」を振り返ってみたい。
「時効警察」スペシャルを前に13年前の第1シリーズを多めに振り返ってみたと言っても過言ではないのだ
「時効警察」スペシャルを前に13年前の第1シリーズを多めに振り返ってみたと言っても過言ではないのだ

複数のクリエイターがルールを共有しながらつくった各エピソード


ファンには周知のとおり、このドラマは、総武警察署の時効管理課に勤務する霧山修一朗(オダギリジョー)が、未解決のまま時効を迎えた事件を「趣味」で捜査するというものだ。霧山は一通り謎を解くと、容疑者に会って直接説明したうえで自白を引き出し、最後は相手に「誰にも言いませんよ」カードなるものを渡して、事件の真相について一切他人には漏らさないと約束する。捜査にはたいてい交通課の三日月しずか(麻生久美子)が付き添い、霧山が自分の解いた謎を説明するときには必ず外すメガネを預かる役目も担う。

1話完結型のこのドラマでは、三木聡をはじめ、園子温、岩松了、ケラリーノ・サンドロヴィッチなど演劇や映画の世界で活躍する気鋭のクリエイターが各話を競作している。いずれ劣らぬ個性派ぞろいながら、シリーズ全体ではしっかり統一感がとれている。それというのも、全編を通して先述の「誰にも言いませんよ」カードなどのルールが設けられているうえ、霧山と三日月の周囲には強烈なキャラクターたちが配置されるなど「時効警察」ワールドともいうべき世界観が存在するからだろう。クリエイターたちもルールと世界観に沿いながら各話を手がけているが、よく見ていくと各人の個性もうかがえる。

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