『おちょやん』第18週「うちの原点だす」<4月5日~4月10日放送>

昭和20年3月13日深夜、大阪の街が大空襲に見舞われた。公演のため京都に来ていた千代(杉咲花)と一平(成田凌)は、そのことを聞き、急ぎ道頓堀に戻ってくる。すると、福富楽器店は焼かれて跡形もなくなっていた。

道頓堀は壊滅し、鶴亀家庭劇の劇団員たちもバラバラになってしまった。千代と一平たちは、憔悴するみつえと息子の一福と、一緒に暮らすことにする。そんなとき、寛治(前田旺志郎)が突然、家庭劇を辞めて満州への慰問団に志願したいと言い出す。千代と一平はそれに強く反対するが、寛治はそれを断固として聞かない。千代は、毎月給金を送金することを条件にして、寛治を送り出す。
芝居のできなくなった千代は焼け跡で、衝動的に一人で芝居を始める。しかし、町の人や警察官から、浮かれている場合じゃないと責められ、千代は傷つく。その後も、空襲は続き、3か月がたった。千代は夜中に家を抜け出し、焼けた稽古場の前で、一人で芝居の台詞を小声で演じる。それを見つけた一平は、千代のために二人で一緒に芝居を演じてあげる。

そんなとき、みつえの夫、福助(井上拓哉)の戦死の知らせが届く。みつえはショックを受け、寝込んでしまう。一平も自分を責め、毎日、出歩いて酔っ払い、喧嘩してぼろぼろになっていた。
番組情報
連続テレビ小説『おちょやん』2020年11月30日(月)~
<毎週月曜~土曜>
●総合 午前8時~8時15分
●BSプレミアム・BS4K 午前7時30分~7時45分
●総合 午後0時45分~1時00分(再放送)
※土曜は一週間の振り返り
<毎週月曜~金曜>
●BSプレミアム・BS4K 午後11時~11時15分(再放送)
<毎週土曜>
●BSプレミアム・BS4K 午前9時45分~11時(再放送)
※(月)~(金)を一挙放送
<毎週日曜>
●総合 午前11時~11時15分
●BS4K 午前8時45分~9時00分
※土曜の再放送
作:八津弘幸
演出:梛川善郎
音楽:サキタハヂメ
主演: 杉咲花
語り・黒衣: 桂 吉弥
主題歌:秦 基博「泣き笑いのエピソード」