早くから環境に配慮したものづくりを進めてきたApple。2025年に出荷した全製品において、リサイクル素材の使用率が過去最高の30%に達したと発表しました。
最新の「MacBook Neo」は、全体の60%がリサイクル素材でできているといいます。また、製品の包装材を100%繊維素材に移行し、プラスチックを排除したことも発表。どちらも2025年までに達成すると公約していたもので、ともに達成したことになります。

リサイクル素材の活用で目立つのは、採掘や精製において特に環境負荷が高いレアアースです。バッテリーに用いられているコバルトや、磁石に用いられている希土類元素(レアアース)は、ともに100%リサイクルされた素材を用いており、新規採掘に頼らずに済む供給体制を整えています。レアアース以外にも、Appleが設計するすべてのプリント基板は、100%リサイクルされた金メッキと錫はんだで作られているとしました。

私たちが手にする製品のパッケージも、2025年にパッケージの素材を100%繊維素材にし、2025年までにパッケージからプラスチックを排除するという公約を果たしています。プラスチックが用いられていたスクリーンプロテクターやトレイも、再生紙または責任ある方法で調達された紙で作られたものに置き換えています。Studio Display XDRのような大型製品のパッケージは、小さく折りたためるように設計されているそうです。

これにより、Appleは過去5年間だけで15,000トン以上のプラスチックを削減したといいます。これは、約5億本のペットボトルに相当します。

製品へのリサイクル素材の使用を拡大するかたわら、使用済みデバイスから回収できる素材を最大限に活用するための新技術の開発も進めています。
カリフォルニア州のAdvanced Recovery Centerには、世界最高水準の電子機器リサイクルライン「Cora」を新たに導入し、素材回収率を大幅に引き上げました。

さらに、再生可能エネルギーの調達や、企業活動で取水した水を自然に還元する取り組みも実施しています。

4月22日にアースデイを迎えるにあたり、iPhoneやMacなどの対象製品をApple Storeに持ち込んでリサイクルすると、AirPodsやAirTagなどのアクセサリーが10%引きで購入できるアースデイキャンペーンを実施しています。期間は5月16日まで。
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