2028年に放送予定の大河ドラマが「ジョン万」に決定し、主演は大人気俳優の山﨑賢人(31)が務めることをNHKが先日発表した。ネットでは、25年放送の「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で主演を務めた横浜流星(29)、現在放送中の「豊臣兄弟!」で主演を務める仲野太賀(33)に続き、大手事務所スターダストプロモーションからの主演抜擢であることが話題となっている。


 大手事務所からの抜擢が中心になることは特段、珍しい話ではないが、かつてその中心にいたのは旧ジャニーズ事務所だった。創業者である故ジャニー喜多川氏によって行われていた性加害問題が2023年に報じられる以前は、1993年放送の「琉球の風」主演の東山紀之(59)や、2004年放送の「新撰組!」主演の香取慎吾(49)、2005年放送の「義経」主演の滝沢秀明(44)、2014年放送の「黒田官兵衛」主演の岡田准一(45)など、旧ジャニーズ事務所からの主演抜擢も多かった。


 特に2023年放送の「どうする家康」では、主演を松本潤(42)が務めただけでなく、織田信長を演じた岡田准一や、家康の異父弟・久松源三郎勝俊役を演じたなにわ男子長尾謙杜(23)、終盤のキーパーソン・豊臣秀頼役のジャニーズJr.作間龍斗(23)ら若手を含む旧ジャニーズタレントが4人も起用されている。


 性加害問題以降、NHKとSTARTO社の間には溝が生じているとされいたが、2025年の紅白歌合戦では、King & Princeが出演。3年ぶりに旧ジャニーズ勢が出演し、雪解けは始まっている。現在放送中の朝の連続ドラマ「風、薫る」にもAぇ! groupの佐野晶哉(24)が出演。22年後期の「舞いあがれ!」に目黒蓮(29)と横山裕(44)が出演して以来となる“快挙”だが、熱心な大河ドラマの視聴者からは大河ドラマへの旧ジャニーズ勢起用を警戒する声も上がっているようだ。


■軽すぎた松本潤主演の「どうする家康」


「大河ドラマは特に重厚な場面も多く、演技が軽い傾向にあるアイドルからのキャスティングは大河ファンからも反発が生まれやすい。自然と避けられる流れになっていることもスターダストのような人気と実力を兼ね備えた俳優が所属する事務所に主役抜擢が集中する要因になっていると考えられます。『どうする家康』での松本潤さんの大河ドラマらしからぬ演技の軽さと、旧ジャニーズから最多の出演になった点の不評ぶりが、大河ドラマにおける旧ジャニ・アレルギーを加速させたように思います」(ドラマ制作会社関係者)


 朝ドラであれば、主婦層を中心に、朝から気軽に楽しみたい視聴者層が多いため、若手STARTO社アイドルを起用しやすいという側面がある。ただ、大河ドラマの場合は、しっかりとした歴史ドラマを楽しみたいという男性視聴者層がコアとなっている。そのため大河ドラマにアイドルを起用すると、重厚さが損なわれるというデメリットも生じる。


「朝ドラに久々にSTARTO社所属のアイドルが起用されたことで、《大河にはもう旧ジャニーズのタレントが起用されないでほしいところ》と根強い拒否反応が示されています。今のアイドルは没個性というか、良くも悪くも今時で、親近感は感じられても、滝沢秀明さんや岡田准一さんのように圧倒的華や演技力を持った人材がなかなか出てこないという側面もあるでしょう。スターダストからの主演抜擢が集中している背景には、そういった俳優としても存在感を示せる人材をいかに育てられるか、という今のSTARTO社の課題があると考えられます」(同)


 大河ドラマの主演に、再び旧ジャニーズ勢が抜擢される日は来るのか。


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 視聴率がふるわなくてもスターダスト所属俳優が大河の主演に抜擢されるのはそれなりの理由もあるようだ。関連記事【もっと読む】『山﨑賢人の大河「ジョン万」主演が波紋…永野芽衣の不倫降板騒動後もスタダ重用で公平性に疑問噴出、旧ジャニファンも大激怒』も必読だ。


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