突然の戒厳令で世界を驚かせた韓国ではこの一年、芸能界も多様な話題で世間をにぎわした。そこで、関係者が選んだ「2024韓流スター10大ニュース」秘話を一挙公開!
【10位】ヨン様(52)主演『冬のソナタ』劇場版が製作中
10月に制作会社が『冬のソナタ』(’02年、KBSで放送)劇場版の製作を進行していると発表した。
「ユン・ソクホ監督が参加して、ドラマ版を高画質化。来年の冬の公開を目指し、映像の色彩をより鮮やかに変え、ドラマ収録曲もオーケストラ版にして再録音するとか。
ペ・ヨンジュンは2児の父となり実業家に転身。ハワイに拠点を置き、芸能活動から退いています。しかし彼が’06年に設立した芸能事務所『キーイースト』からは、今も大活躍中の2大スターが生まれました。『涙の女王』のキム・スヒョン(36)と『梨泰院クラス』のパク・ソジュン(35)です。韓国内で彼はプロデューサーとしても有能だったと再評価されています」(韓国テレビ局関係者)
【9位】元東方神起・ジュンス(37)9千万円の恐喝被害
「11月にキム・ジュンスが韓国のネット放送の女性MCであるAさんに8億ウォン(約9千万円)の恐喝被害を受けたと報じられました。’19年にAさんはジュンスと知り合い、親しくなるなかで彼との性的な内容の会話を録音。“SNSに流す”と101回にわたり彼を脅迫して支払わせたというのです。ジュンスが法的手段に訴えた理由は、『自分以外に6人以上の被害者がいる』と知り、我慢ならなかったとか」(韓国メディア記者)
【8位】再始動KARA 9年ぶり涙の来日公演
’19年にク・ハラさんが28歳の若さで亡くなる悲劇を乗り越え、ヨンジ(30)を加えた5人で新生KARAが再始動したのは’22年のこと。
「今年8月に9年ぶりの来日公演が東京と大阪で行われました。ハラさんの歌声も収録されている新曲『ハロー』の歌唱時には“6番目のマイク”がセットされ、映像には生前の彼女の姿が。
【7位】結婚引退&活動休止…FTISLANDメンバーに大激震
「今年はFTISLANDメンバーが世間をにぎわした一年でした。まず、’19年に同グループを脱退して俳優転向したソン・スンヒョン(32)が今年2月に芸能界引退を電撃発表。その理由が、6月に結婚が決まっており、お相手の父親が米国で手掛ける飲食業を継承するため、と報じられたのです。
そして10月には現役メンバーのチェ・ミンファン(32)が、昨年12月に離婚した元妻でタレントのユルヒ(27)によるYouTube暴露で活動休止に追い込まれました。彼の買春と強制わいせつ疑惑を告発したものでしたが、警察の捜査の結果『嫌疑なし』と判断されました。しかし、12月5日現在、彼はまだ復帰できていません」(韓国芸能関係者)
【6位】イ・ジョンジェ(51)主演「イカゲーム」続編&最終章制作
’21年にNetflixで大ヒットした『イカゲーム』シーズン2が12月26日に配信される。
「来年には“最終章”となるシーズン3の配信も決まっています。ジョンジェの出演料も、1話あたり3千万円から、3倍以上の1億円に急騰。シーズン2~3は計13話と伝えられており、トータル約15億円の出演料を手にすることに……」(前出・韓国芸能関係者)
■BTSは来年6月に全員除隊で全国ツアーへ
【5位】『太陽を抱く月』ソン・ジェリムさん 39歳で急逝
人気ドラマ『太陽を抱く月』や『シークレット・ガーデン』に出演したジェリムさんは11月12日に自宅で心肺停止状態で発見された。
「A4用紙2枚ほどの遺書が残されていました。特定のファンから彼に脅迫や中傷のメッセージが執拗に送られていたといい、悩んでいたとも伝えられています。彼のインスタの最後の投稿には《長い旅の始まり》とつづられていて、仲間たちの涙を誘っていました」(前出・韓国メディア記者)
【4位】BTS・SUGA(31)が飲酒運転で160万円の罰金刑
8月6日にソウル市内の路上で酒を飲み電動スクーターに乗ったとしてSUGAが略式起訴され、ソウル地方裁判所から約160万円の罰金支払いを命じられた。
「検出された血中アルコール濃度は運転免許の取り消し処分の基準となる数値の3倍近くだったとか。昨年9月から軍服務中だった彼は《私の過った行動でファンの皆さんを失望させたことを深くおわびします》と謝罪していました。
BTSについては、6月12日、JIN(32)がメンバーで最初に兵役を終えました。来年6月にはメンバー全員が除隊することから、’26年にも全国ツアー開催が期待されています」(前出・韓国芸能関係者)
【3位】チャン・グンソク(37)甲状腺がん闘病を告白
8月にYouTubeで甲状腺がんを告白してファンを驚かせた。
「昨年10月に告知され、5月に手術を受けたそうです。がん闘病は仕事関係者にも内緒だったようで、Netflixの『ザ・インフルエンサー』は病気のことを知らせない状態で撮影に臨んでいたと話していました。年内までは療養に専念するといいます」(前出・韓国芸能関係者)
【2位】NewJeansが事務所と泥沼トラブルで契約解除騒動
5人組ガールズグループNewJeansは先月28日、ソウル市内で記者会見を開き、芸能事務所ADORとの専属契約を同29日午前0時に解除すると発表。今月5日にはADORが“専属契約は有効”との確認を求め提訴した。もともと両者のトラブルの発端はADORの代表としてプロデュースを担っていたミン・ヒジン氏が独立を画策したとして親会社HYBEから解任されたことだった。
「結果的にミン氏は会社を去り、彼女を慕っていた5人と、事務所の亀裂が決定的に。5人はミン氏の代表復帰などを求めましたが、“改善の余地が見られない”と契約解除に踏み切ったといいます。
しかし、韓国の芸能・音楽業界団体である韓国マネジメント連合は彼女たちに対し、《専属契約の信頼関係に大きな打撃を与えかねない》《韓国の大衆文化芸術産業の根幹を揺るがしかねない極めて悪質な方法》と緊急声明を出しています。
【1位】チョン・ウソン(51)婚外子発覚で二股疑惑報道まで
映画『私の頭の中の消しゴム』(’04年)の主演チョン・ウソンがまさに今、スキャンダルの渦中に。
「モデルのムン・ガビ(35)が今年3月に出産した男児の父親が実はウソンだったと11月24日、一部メディアでスクープされたのです。同月29日にウソンは第45回青龍映画賞授賞式に出席し、その事実を認めて『すべての批判は私が受け止め、背負っていく。そして父親として息子に対する責任を最後まで果たす』とスピーチしました。
認知したことで、法的にも毎月、養育費支払いの義務が生じます。彼の収入なら最高額の300万ウォン(約33万円)と推定され、子供が18歳になるまで支払う必要があるため総額だと約7千万円になります。母親はさらに養育費を請求することができますし、婚外子には実子と同様の相続権もあります。
しかし、別のメディアではウソンにはガビとは別に長い間、交際している一般女性がいると報じられました。その女性は、彼の婚外子の存在を知らされず、ショックを受けているといいます。
’25年はどんな芸能ニュースで世界を驚かせてくれるのか――。