<明治座「本日も休診」>東京の松竹新喜劇をつくって欲しい

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高橋秀樹[放送作家/発達障害研究者]

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この芝居は見なければならない。そう決めて楽しみにしていた明治座『本日も休診』(11/12-28)をようやく見た。こんなにも自分に由縁のある人がたくさん出る芝居も珍しい。
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柄本明さんは劇団東京乾電池の座長。今は俳優・柄本佑くん、柄本時生くんのお父さんと言った方が、若い人には通りがいいかもしれない。今はなき小劇場「渋谷ジャンジャン」で初めて柄本さんを見たとき、筆者は度肝を抜かれた。世の中にこんな面白い人がいるのか。知っているのはコント55号とラジオで聞く三平さんや志ん生さんの落語のみ。ネット局がない故郷・山形ではドリフターズの「全員集合」すら見たことがなかった。その衝撃は半端なかったと記憶している。

佐藤B作さんは、東京ヴォードヴィルショウの座長。競艇の仲間でもある。ヴォードヴィルショウの芝居は幾度となく見たが、亡くなった脚本家の松原敏春さんが書いた「いつか見た男達(1981)」が大好きだった。新宿の無頓着というバーに集まってよく飲んでいたが、コント出身の松原さんにも、B作さんにも、よく怒られた。

 「お前は寅さんが面白いと思うか」

筆者はまだ23歳で、そんな難しい問題には答えられなかった。昭和50年代、60年代、東京の笑いの劇団をひっぱていたのは東京乾電池と東京ヴォードヴィルショウの2劇団だった。

ベンガルさんも、東京乾電池。筆者のフジテレビ昼の生放送『笑ってる場合ですよ』(1980-182)で、東京乾電池ニュースというコーナーの台本を書いた。朝早くスタジオアルタに行き、その日の新聞からネタを拾ってコント台本にする。だが書いても書いても、ベンガルさんを
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