同作品は、脚本・主演を務める佐藤が手掛けた同名マンガが原作となっている。数奇な運命を背負い“名前のない怪物”と化した男の希望と絶望、そして狂気を描破するサイコバイオレンス。
今回解禁されたのは、<凶器なき不可解な無差別殺人事件を起こした男>“名無し”こと山田太郎、<“名無し”の過去を知る警察官>照夫(丸山隆平)、<“名無し”の最大の理解者にして、事件の引き金となる謎の女性>山田花子(MEGUMI)、<“名無し”を死に物狂いで追う>刑事・国枝(佐々木蔵之介)、それぞれの思いや感情がにじみ出るような表情を映し出すキャラクター映像とキャラクターポスター。
佐藤演じる“名無し”=山田太郎編では、白昼の商店街に現れた“名無し”が、右手に握った“見えない何か”を振りかざし無差別大量殺人を行う衝撃のシーンから始まる。顔色一つ変えることなく人々を惨殺し、笑っているのか叫んでいるのか分からない不気味な表情は、もはや人間であることを疑いたくなる異様な存在感を放つ。キャラクターポスターに添えられた“謎の言葉”からも、その底知れない不気味さが際立っている。
丸山演じる警察官・照夫編では、“名無し”の過去が明らかに。路上生活を送っていた“名無し”の少年と少女を保護した照夫は、名前も身寄りもない彼らを養護施設へと連れて行き、彼らに“山田太郎”、“山田花子”と名前を付ける。「大丈夫だ、太郎。ヒトはみんな、ひとりじゃない」というセリフからは、異様な雰囲気をまとった少年にすら救いの手を差し伸べた照夫の、人情味あふれる温かさが伝わってくる。
MEGUMI演じる山田花子編では、“名無し”が未曾有(みぞう)の怪物と化した、トリガーともいうべき出来事が映し出される。“名無し”と共に照夫に保護され、共に生きてきた花子。“名無し”の“右手の異能”を最もよく知り恐れながらも、共に平穏な時を過ごしたこともあった。しかし、その平穏も長くは続かず、未曽有の怪物が動き出すきっかけを生んでしまう――。「わたしたちは、居ても、居なくても、おんなじだから」というセリフとともに映し出されるその姿は、どこか妖艶で、どこか壊れているようでもあり、本作にさらなる不穏さを与えている。
さらに、佐々木演じる刑事・国枝編では、不可解な事件を追うベテラン刑事としての執念が描かれる。“名無し”の正体へ迫ろうとするたび、自身の常識が崩壊していく国枝。「まだまだ増えるぞ、死体。止めろ…止めろ…」というセリフからは、“名無し”が引き起こすさらに残忍な事件を予期する、刑事としてだけではない、国枝が抱く何かを感じさせる。
4本のキャラクター映像と4種のキャラクターポスターは、それぞれ異なる角度から“名無し”という存在の恐ろしさを映し出す内容となっており、本作の異常性と中毒性を強烈に印象づける仕上がりとなっている。
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