ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手が5月23日(現地時間)、ミルウォーキー・ブルワーズ戦で5回3失点ながら試合を作り、チームの11対3の大勝に貢献した。立ち上がりに3失点を喫しながら3回以降に立て直したその投球は、ロバーツ監督が試合前に語っていた「佐々木は新しいレベルにある」という言葉を、そのままグラウンドで体現するものとなった。
3失点後に佐々木が変えたもの
『MLB.com』によると、佐々木は初回に先頭打者への二塁打や守備のエラーも絡み、3点を失った。最初に対戦した打者6人への初球ストライクはわずか1球、最初の12球中ストライクは4球にとどまった。しかしその後、次の9人のうち7人に対して先行する投球を取り戻し、2回に2アウトから二塁打を1本許したのを最後に、その後対戦した10人を連続で打ち取ってマウンドを降りた。
ロバーツ監督は「ロキが3点で初回を切り抜け、そこから立て直した。3~5回にかけて球の質がどんどん上がっていったよ。本人にもそう伝えた」と語った。投球割合も打者1巡目の21%から2巡目の35%に増加し、この日最速となった4球はいずれも5回の三者凡退のなかで投じられ、すべてストライクかアウトに結びついた。
監督が『去年なら……』と口にした理由
ロバーツ監督はこの日の佐々木の投球を「これは若い選手が本当に一人前になり、チームへの責任を理解し始めているサインだ。先発投手はイニングとアウトをしっかり稼いでいかなければならない。それは常に簡単ではない」と語り、さらに「今日は崩れてもおかしくない場面だったし、去年なら初回を乗り切ること自体もっと苦しかったかもしれない。それでも乗り切って、さらに4イニングを無失点で投げ切った」と続けた。
試合前にはすでに「佐々木の自信は以前とは別物だ」と宣言していた指揮官が、その言葉を試合後に自ら確認した。

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