ワールドカップは選手にとって才能をアピールするための見本市でもあり、比較的無名の者でも一瞬でスーパースターになれる可能性がある舞台だ。
各メディアでも取り上げられている「今回のワールドカップでブレイクするかもしれない若手スター候補」を10名特集する。
イブラヒム・マザ(アルジェリア)
アルジェリア代表サッカー界のスターと言えばリヤド・マフレズという時代が長かったが、ついに新たな後継者が生まれるかもしれない。20歳の攻撃的MFであるマザは、レヴァークーゼンで積極的に起用されており、ブンデスリーガで確実な存在感を見せた。
中盤の守備陣の間の狭いスペースで真価を発揮できる巧みな技術を持っており、デビューシーズンから多くのゴールに関与している。すでに代表でも中心的な存在だ。
ネストリー・イランクンダ(オーストラリア)
イランクンダはオーストラリアサッカー界の次なるスター候補だ。2024年にバイエルン・ミュンヘンのアカデミーへと加入した20歳のウインガーは、現在イングランド2部のワトフォードで輝きを見せている。
昨季はスイスリーグでの修行で力を発揮した彼は、印象的なスピードを持つウインガー。すでにオーストラリア代表でも中心的な役割を果たしており、彼の活躍はチームの不沈を握る。
ケリム・アライベゴヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)
ケルンのアカデミーで育ったボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表のアタッカー。レヴァークーゼンから今季はレッドブル・ザルツブルクへと貸し出され、オーストリアリーグで見事な活躍を見せた20歳だ。
15ゴール以上に関与する貢献により評価を高め、来季はレヴァークーゼンへの復帰が決定している。滑らかな動きをするウインガーであり、両サイドから得意の左足でチャンスを狙う。
エスミル・バイラクタレヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)
アライヴェゴヴィッチとサイドを分け合っているバイラクタレヴィッチは、PSVアイントホーフェンでプレーしている21歳のアタッカー。ボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表において、クリエイティブな判断を見せているアタッカーだ。
もともとアメリカで生まれたという出自を持っていることもあり、今回のワールドカップは慣れ親しんが環境でプレーできる。PSV加入前はニューイングランド・レヴォリューションの下部組織に所属しており、アメリカ代表としても1試合に出場した経験がある。
コジョ・ペプラー・オポング(ガーナ)
ガーナ代表でプレーしている21歳のセンターバック。現在フランス・リーグアンのニースに所属している彼は、まだ経験が不足しているにもかかわらず実力を高く評価されている若手選手の一人である。
ニースでのデビューシーズンでトップチームの中心的な役割を担い、残留争いの中で評価を高めるプレーを見せた。ガーナ代表にも定着し始めており、このワールドカップが彼の飛躍のきっかけになるかもしれない。
バズマナ・トゥレ(コートジボワール)
ホッフェンハイムに所属しているコートジボワール代表アタッカーのバズマナ・トゥレ。20歳でブンデスリーガ屈指のウインガーに成長しており、各国のビッグクラブから関心を集めている。
ゴール前の決定力にはやや問題を抱えるものの、左サイドでの一対一の局面を得意としており、勇気とスピードを兼ね備えた突破を見せる。ホッフェンハイムの中心選手として多くのゴールに関与し、チームのチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きな貢献をした。
ヨハン・マンザンビ(スイス)
マンザンビは今季フライブルクの若手スターとして台頭した20歳だ。ブンデスリーガでの好成績に加えて、DFBポカールやヨーロッパリーグで結果を残したチームで大きな役割を担った。
スイス代表でもすでに10試合で3ゴール1アシストを記録しており、強靭なフィジカルとスピードを生かした打開力、そしてアシストを提供できる利他性を備えている。
チャン・ウズン(トルコ)
(C)Getty Images
アイントラハト・フランクフルトで堂安律とともにプレーしている20歳のトルコ代表。レアル・マドリーノアルダ・ギュレルやユヴェントスのケナン・ユルドゥズが注目されている状況であるが、チャン・ウズンもまたブレイク候補となっている。
高い技術を持つ20歳の攻撃的MFはフランクフルトで数多くのチャンスを作り出しており、レギュラーとしてワールドカップを戦う準備を整えている。
ノアカイ・バンクス(アメリカ)
アメリカ代表でのデビューが自国開催のワールドカップになるかもしれない。アウクスブルクに所属しているセンターバックのノアカイ・バンクスは、19歳ながらすでに才能を開花させている。
身長193cmという恵まれた体格があり、パワフルなだけではなく豊かなスピードを備えている。また優れたボールコントロールも持ち、輝かしいキャリアが約束されているように見えるスター候補である。
アボスベク・ファイズラエフ(ウズベキスタン)
ワールドカップに初出場を果たしたアジアの雄ウズベキスタン。予選において5ゴールを決め、その目覚しい躍進を支えたのが22歳のウインガーであるアボスベク・ファイズラエフだ。
イスタンブール・バシャクシェヒルでプレーしている彼は、ワールドカップ前から素晴らしい成長を見せており、トルコリーグでも存在感を発揮。小柄な体格ながらもエネルギッシュにピッチで躍動し、ウズベキスタン代表でもすでに30試合に出場するなど主力となっている。
2026年W杯の出場48カ国で「PK最強の3チーム、最弱の3チーム」
※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。
筆者:石井彰(編集部)

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