ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手が、今季5度の先発登板すべてで「6回以上・被安打5本以下・自責点1以下・被本塁打0本」という4条件を同時に満たし、野球史上前人未踏の記録を樹立しつつある。スポーツデータ企業の『Opta』のアカウント「OptaSTATS」がSNSに投稿し、野球ファンの間で話題となっている。
113年間「史上ゼロ人」という衝撃の数字
「OptaSTATS」の投稿によると、自責点が公式記録として採用された1913年以降、シーズン最初の5先発でこの4条件をすべて満たした先発投手は史上一人も存在しないとのことだ。MLB公式の統計によれば、今季複数先発で自責点ゼロを継続した唯一の投手が大谷であり、防御率0.38・WHIP0.75(第5先発前時点)という数字は過去10年で防御率2.00未満を記録した4人(ジェイコブ・デグロム、ジャスティン・バーランダー、ブレイク・スネル、ポール・スキーンズ)と並ぶ歴史的なペースである。4月28日(日本時間29日)のマーリンズ戦でも6回9奪三振・自責点1・被本塁打ゼロで今季の記録を継続した。
ロバーツ監督「常に改善しようとしている」
大谷自身は「昨年は感触が良かったが、今年はよりリラックスして投げられている」とインタープリターを通じてコメントした。一方でドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「彼にとっては常に改善できること、より良くなれることを考えている」と語った。マーリンズ戦では今季最多の104球を費やし、3回には空振り三振でメジャー通算700奪三振にも到達。日本人投手では9人目、2度の右肘手術を乗り越えて9年目・通算104試合目の登板での節目となった。歴史的数字が積み重なるたびに、大谷の怪物性が改めて浮き彫りになっている。

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