中国メディアの観察者網は1日、「国慶節(中国の建国記念日)の連休における中国人観光客の旅先トップ10から日本が陥落、去年は首位だった」との記事を掲載した。

記事は、日本の報道を引用し、中国の旅行サービス会社・途牛旅游網の情報として、今年の中秋節と国慶節の連休の旅行先トップ10から日本が外れたと報道。

昨年の同じ時期は、日本はランキングトップだったと伝えた。

その上で、背景として昨年11月に高市早苗首相が「台湾有事」に関する発言を行ったことが「各方面からの強い批判」を受けたと説明。「その後、(日本側の)治安問題や製品の品質・安全性などを理由に、訪日旅行や日本留学に関する注意喚起を行い、日本産水産物の輸入も一時停止した」と伝えた。

記事は、日本のメディアが取材した中国人観光客の一人が「現在の雰囲気を考えると、日本を旅行先に選ぶのは難しいと感じる人がいるのは確か」と語ったことを紹介した上で、日本政府観光局(JNTO)の統計では、今年上半期の訪日中国人の数は前年同期比56.4%減と大幅に落ち込んだことを伝えた。

この報道に対し、中国のネットユーザーからは「良いことだ」「(訪日中国人は)まだ多い」「今でもまだ月に数十万人も行っているなんて、理解できない!」「当局が繰り返し警告しているのにまだ行くやつがいるとは」「日本なんて富士山か北海道くらいしかないだろ」「いつか、中国が日本への渡航を禁止し、在日中国人全員の帰国を求めたら、どんな光景が拝めるだろうか」といった声が上がった。

一方で、「日本の観光業が『終わる』のは一体何度目なの?(実際は終わっていないのに終わったとはやし立てているという皮肉)」「日本は喜んでる。気にしてなんていない」「(訪日中国人が減った)『本当の理由』を語る勇気はあるのか?」「幼稚なことするなよ。日本は全然恐れていない」「毎年、国慶節に日本に行く友人がいる」とのコメントも見られた。

このほか、「日本に行ったことがあるけど、買い物以外、大して面白くなかった」「日本は旅行先としては魅力的なのは確かだけど、今の情勢を考えるとやっぱり控えた方がいい」「航空券が高騰している上にビザ料金も引き上げられたから、行きたいけどちょっと厳しい」「アニメ好きの私としては、日本が大好きですごく行きたい」「オフシーズンこそ狙い目」といったコメントも書き込まれていた。(翻訳・編集/北田)

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