記事は、27日に行われた同大会混合ダブルスの決勝で日本の石川・吉村真晴組が中国の許キン(日へんに斤)・劉詩ブン(雨かんむりに文)組に1-4で敗れたと紹介。
そして、最初の2ゲームを落とした石川・吉村組が先にゲームポイントを迎えた第3ゲームの終盤、石川選手のショットをインと判定して日本組に11点めを入れた審判に対し「今のはアウト。自分たちの得点ではなく、相手の得点にすべきだ」と伝え、審判がこれを聞き入れてポイントのやり直しを決定したと伝えている。その後、許・劉組が追い上げたものの石川・吉村組が何とか振り切り、このゲームを取った。
記事は、石川選手のアピールについて試合後に中国共産党の機関紙・人民日報の微博アカウントがこの場面について親指を立てる絵文字とともに紹介したほか、多くの中国ネットユーザーも「勝ったほうも立派、負けたほうも立派。とても素晴らしい」、「リスペクトに値するライバルだ。誠意に国境はない」といった賞賛コメントを寄せたとした。また「だからみんな石川佳純が大好きなのだ」、「ぜひ中国人のお嫁さんになってほしい」という感想まで見られたと伝えている。
そのうえで、福原愛さんの引退後に日本の女子卓球界を引っ張る石川選手について「福原愛同様に中国選手には歯が立たないのだが、容姿と謙虚な性格に加え、ネイティブ並みの中国語能力により、中国のネットユーザーからは非常に好感を持たれている」と紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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