ウーケ 富山本社に第4工場 米国向けパックご飯強化
竣工式で歓談する左から花畑佳史社長、新田八朗富山県知事、藤尾益雄社長
 ウーケは富山県入善町の本社工場に、無菌包装米飯を製造する第4工場を竣工した。現在は約1億2千万食を生産しており、新工場の稼働で約4千万食の増産を見込む。


 同社は09年から富山県産のコシヒカリなどを使ったパックご飯の製造を始め、13年と19年に工場を増設。既存の工場が24時間操業で余力がなく、新たな需要に対応するため新設した。

 アメリカ向けの輸出を強化する狙いもあり、米国食品医薬品局(FDA)の認証に対応する酸味料入り商品の製造も可能にした。竣工した4月からフル稼働し、現在約50万食(20か国)の輸出量を600万食に増やす考え。

 22日に開いた竣工式で、花畑佳史社長は「国内はもとより、海外を強化する。ここ入善町から全国、世界へ富山のお米を届けたい。そうすることで日本の水田が守られる」と強調した。

 新工場の建築面積は3023㎡、延床面積は4243㎡、2階建て鉄骨造りで投資額は約64億円。約40人の新規雇用を予定する。

 花畑社長と神明ホールディングスの藤尾益雄社長は会見で次の通り語った。

花畑氏 生活スタイルの変化とともに時短に対応したパックご飯は評価されており、市場はさらに広がると考えている。海外も日本と同様にマーケットが変わっている。
また、インバウンド需要も増え、多様な日本食になじむようになった。レシピ提案などにより、さらに拡大したい。

藤尾氏 市場は伸びているとはいえ、昨年秋ごろから値上げにより消費者の購買ゾーンから外れてきている。コメの消費を回復させるためにも、パックご飯やコンビニのおにぎりは重要。

 一方、輸出に関して言えばアメリカは日本の3分の1ぐらいお米を食べる文化になっており、マーケットとして非常に魅力的である。

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竣工式で歓談する左から花畑佳史社長、新田八朗富山県知事、藤尾益雄社長 

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