CLが現行フォーマットの大会となって以降は、レアル・マドリードしか成し得ていない大会連覇を目論むPSGが、本拠地『パルク・デ・プランス』にバイエルンを迎えたゲームは、両チームの攻撃的な姿勢がぶつかり合うハイレベルな乱戦が繰り広げられる。
PSGは試合序盤の17分、イングランド代表FWハリー・ケインにPKを沈められ、1点ビハインドを強いられるも、24分にジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアがカットインから強烈な右足シュートを突き刺して同点に追いつくと、33分にはセットプレーからポルトガル代表MFジョアン・ネヴェスがヘディングシュートを沈め、逆転に成功。41分にはフランス代表FWミカエル・オリーズのゴールで再び同点となったが、前半アディショナルタイムには同代表FWウスマン・デンベレがPKで勝ち越しゴールを記録し、1点をリードして後半へ折り返す。
後半に入った56分には、右サイドでの崩しから、最後はクヴァラツヘリアが仕上げると、59分にはデンベレがニアサイドを撃ち抜き、リードを3点に広げる。だが、65分に同代表DFダヨ・ウパメカノ、68分にコロンビア代表FWルイス・ディアスのゴールを許し、最終的には5-4でタイムアップ。PSGがファーストレグを制し、1点のリードを持って敵地でのセカンドレグへ臨むこととなった。
同試合を白星で飾ったことで、ルイス・エンリケ監督は、指揮官としてCL通算50勝を達成。内訳は、2014-15シーズンから3年間にわたって指揮を執ったバルセロナで24勝、2023-24シーズンから率いており、今季で就任3年目を迎えるPSGで通算26勝となっている。なお、バルセロナ時代には就任初年度に“ビッグイヤー”を掲げ、PSGでも昨シーズン、クラブを史上初のCL制覇へ導いた。
ルイス・エンリケ監督が通算50勝を達成するのに要した試合数は「77」。データサイト『Squawka』によると、史上最速でのCL通算50勝達成となったという。これまでは、現在マンチェスター・シティを率いるジョセップ・グアルディオラ監督が打ち立てた、80試合での通算50勝が最速記録だった。
ルイス・エンリケ監督が通算51勝目を狙うCL・準決勝セカンドレグは5月6日、バイエルンのホームで行われる。

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