セリエA第35節が2日に行われ、コモとナポリが対戦した。

 インテルの独走体勢となっているセリエAだが、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏争いはまだまだ混戦模様だ。
2位ナポリはここまで勝ち点「69」を積み上げ、ミランやユヴェントスらをリード。一方、セスク・ファブレガス監督のもとで躍進続くコモは4位とわずか「3」ポイント差の5位につけており、国内屈指の名門たちに喰らい付いている。シーズン最終盤で迎えた上位直接対決。ナポリが欧州最高峰の舞台への切符を大きく手繰り寄せるか、はたまたコモの勝利によってデッドヒートがさらに白熱するのだろうか。

 前半はコモがボール保持率で上回りつつ、ナポリはラスムス・ホイルンドやアリソン・サントスらを起点に鋭い攻撃を繰り出し、一進一退の攻防が続く。8分、敵陣内でのカウンタープレスでボールを奪ったコモは、ニコラス・パスのスルーパスにタソス・ドゥヴィカスが抜け出したが、シュートはアミル・ラフマニのブロックに阻まれる。対するナポリは18分、ケヴィン・デ・ブライネの左CKにスコット・マクトミネイが頭で合わせたが枠を捉えることができなかった。

 30分には再びニコ・パスが決定機を創出。自陣中央での巧みなターンからドリブルで持ち上がり、右を並走していたアサン・ディアオにラストパスを送ったが、シュートはタイミング良く距離を詰めたGKヴァニャ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチが体全体でブロックし、得点には至らなかった。前半はスコアレスで終了する。

 後半もコモが主導権を握り、敵陣ゴールに迫っていく。60分には左サイドの大外からアレックス・バジェが高い弾道のクロスを上げ、ファーサイドでディアオが競り勝ったが、ヘディングシュートは枠の上へ。
その4分後にはニコ・パスが相手守備網の隙間に鋭いパスを差し込み、ボックス内中央へ侵入したマルティン・バトゥリナが倒れ込みながらシュートを放ったが、GKミリンコヴィッチ・サヴィッチにセーブされた。

 劣勢のナポリは80分、GKからボールを繋いでピッチ中央左サイドのミゲル・グティエレスへ展開。相手DFラインの背後へ柔らかいパスが送られ、抜け出したマクトミネイがフィニッシュに持ち込んだが、シュートは枠を捉えることができない。さらに4分後には右からカットインしたマッテオ・ポリターノが左ポスト直撃の際どいミドルシュートを放った。

 試合はスコアレスドローで終了し、両チームが勝ち点を分け合う結果となった。次節、コモは10日にアウェイでヴェローナ、ナポリは11日にホームでボローニャと対戦する。

【スコア】
コモ 0-0 ナポリ


【ハイライト動画】上位対決は互いに決め手を欠きドロー

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