アーセナルは5日、チャンピオンズリーグ(CL)・準決勝セカンドレグでアトレティコ・マドリードと対戦し、1-0で勝利した。この結果、2戦合計スコアは2-1となり、今季のCL決勝進出が決定。
試合後、アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、UEFA(欧州サッカー連盟)を通して、喜びの声を届けた。

 試合は序盤からアーセナルがボールを握り、敵陣へ押し込む構図を作り出すと、前半終盤の45分、ベルギー代表FWレアンドロ・トロサールの放ったシュートのこぼれ球をサカが押し込み、アーセナルが先手を取る。後半はアトレティコ・マドリードに押し返される時間帯もあったが、無失点で凌ぎ切り、1-0でタイムアップ。アーセナルが2005-06シーズン以来、実に20年ぶりにCL決勝へ駒を進めていた。

 試合後、アルテタ監督は「信じられないような夜になった。こうして歴史を刻み、関わったすべての人々のことを思うと、これ以上ないほど嬉しく思う」と感情を昂らせる。「我々を迎えてくれたその雰囲気は特別で唯一無二のものであり、スタジアムでそれを肌で感じた。これが皆にとってどれほど大きな意味を持つか、我々は理解している。20年ぶり、そしてクラブ史上2度目となるCL決勝進出なのだからね」と語った。

「このレベルでは、どの相手も非常に手強く、ゆえに挑戦しがいのある相手だ」とアルテタ監督。「言うまでもなく、アトレティコは素晴らしいチーム。彼らの戦い方、提示してくる解決策、そして我々が仕掛けるあらゆるプレーに対する対応力。
ディエゴ[シメオネ]監督はそこで素晴らしい仕事をしている」と対戦相手を称えると、「勝敗の分かれ目は紙一重だが、今夜は我々に味方してくれた」と口にした。

 また、同試合ではファーストレグからスターティングメンバーを5名入れ替えてこの試合に臨んだが、アルテタ監督は「最終的には、私の直感だった」と告白。「数日前のフルアム戦で彼らのプレーを見て、とても良い予感がしていた。重要な選手たちをベンチに置くのは常に難しい決断であり、彼ら全員がこうした試合で先発出場を望んでいるため、心苦しかったのも否定できない。しかしながら、ご覧の通り、決定力のある選手たちがピッチに立ち、チームをどのように支えたか。その様子は明らかだった」と、自らの“直感”が好作用をもたらしたことを認めた。

 今季のアーセナルは、シーズン最終盤を迎えてプレミアリーグとCLの2冠を狙える位置にいる。「我々はクラブに対する情熱と野心において、完全に一致している。時には運が味方することもあるし、物事が思い通りに進まないこともある。それでも我々は自分たちの活動に多大な努力と情熱、そして信念を注いできた。今日、ブダペストで素晴らしい一日を過ごす権利を手にすることができたのは、その報いだった」と喜んだ。


【ハイライト動画】サカ決勝弾でアーセナルがCL決勝進出



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