ヘタフェのアンヘル・トーレス会長が、ホセ・ボルダラス監督との契約延長について語った。7日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。


 ヘタフェでの2期目・3年目のシーズンを迎えているボルダラス監督。2010年代後半から、現在におけるまでの“アスロネス”の成功の象徴であり、信奉する故ヨハン・クライフから授かった「良い選手がいれば美しいフットボールができるが、そうでないのなら忘れてしまえ」という教えを胸に、現スカッドの最大値を引き出せる戦い方を徹底させる“リアリスト”として、バルセロナやレアル・マドリードを筆頭に、ラ・リーガの上位勢を常に苦しめてきた。

 とくに今シーズン、何度も「早急に補強が必要」と不満を露わにしていたように、サラリーキャップを解消するべく、昨夏に主力中の主力だった、オマル・アルデレーテとクリスタントゥス・ウチェを売却せざるを得なかったのに加え、新戦力の大半の選手登録が開幕に間に合わないなど、駒不足に陥った。それでも、第34節終了時点で7位と欧州大会出場権争いに絡めているのは、ボルダラス監督の手腕に他ならない。

 しかし先日、今夏に現行契約が満了を迎えるボルダラス監督が、クラブから提示された2年間の延長オファーに「ノー」と回答したことが、複数メディアで報じられた。スペイン紙『マルカ』によると、やはり今シーズンのチーム編成に対する不満が根底にはあるようで、アンヘル・トーレス会長とは「個人的な関係は長年に渡って非常に良好だが、業務上の関係は悪化していた」とのこと。シーズン開幕後の最初の6カ月は、一度も検討すらしなかったほどだったと伝えていた。

 そんななかで7日、『ラジオ・マルカ』の番組に出演したアンヘル・トーレス会長が、ボルダラス監督との契約延長について言及。「それは監督次第だ」と口にした同会長は、「監督が『この先も』と言えば…。まだ、残留は確定してないので、すべてが決まったらね。きっと、席に着いたら5分で解決するだろう。彼は家族のような存在で、ここで幸せそうだ。
続投してくれる、と楽観視している。我々は良い関係を築いてきた」と自信を覗かせている。

 なお、ボルダラス監督が退任する場合、後任にはファビオ・セレスティーニ氏とヴェリコ・パウノヴィッチ氏が挙がっており、ともに現役時代にはヘタフェでプレーしていた。
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