19日に行われたプレミアリーグ第37節でマンチェスター・シティがボーンマスと1-1と引き分けたことで、最終節を残して首位アーセナルと2位マンチェスター・シティの勝ち点差が「4」となり、1試合を残してアーセナルのプレミアリーグ優勝が決定。アーセナルは2003-04シーズン以来、22年ぶり4度目のプレミアリーグ制覇、フットボールリーグ時代を含めると通算14度目のトップリーグ制覇となった。
これを受け、アーセナルは2019年12月の就任以来、チームを劇的に変革させたアルテタ監督の功績を紹介。6年半の在任期間中、前シーズンよりも低い順位でシーズンを終えたことは一度もなく、アーセナルの元キャプテンとして初めて、監督としてトップリーグ優勝を果たした指揮官になったという。
また、44歳54日のアルテタ監督は1988-89シーズンにチームを優勝に導いたジョージ・グラハム監督より、124日若いため、アーセナル史上最年少でリーグ優勝を果たした監督となった。
なお、プレミアリーグ史上最年少で優勝を経験したのは2004-05シーズンにチェルシーを率いたジョゼ・モウリーニョ監督の42歳94日で、同監督は翌年も43歳93日で優勝を経験しているため、アルテタ監督は2番目に若い優勝監督となったが、記録としては史上3番目の若さで優勝した指揮官となった。
さらに、2001年にレスターでプレーし、その11年後にマンチェスター・シティを初優勝に導いたロベルト・マンチーニ監督に次いで、選手としてプレミアリーグに出場し、その後監督として優勝を果たした史上2人目の人物になったアルテタ監督は、優勝を争った師であるジョゼップ・グアルディオラ監督に続いて、プレミアリーグ優勝を果たした2人目のスペイン人監督にもなった。
そして、それまでチームを率いたことがないままアーセナルの指揮官に就任していたアルテタ監督は、1980年代の無敵のリバプールを引き継いだケニー・ダルグリッシュ監督以来、初監督でイングランドリーグ優勝を果たした監督となり、バーティー・ミー監督、トム・ウィテカー監督、ジョージ・アリソン監督、ジョー・ショー監督らに続く快挙であることも明らかになっている。
そのほか、これまで351試合を指揮しているアルテタ監督は、通算60.4%の勝率を記録しており、アーセン・ヴェンゲル監督(1235試合指揮で57.2%)やウナイ・エメリ監督(78試合指揮で55.1%)らを超え、少なくとも50試合以上を指揮した指揮官たちの中でアーセナル史上最高勝利を記録していることも伝えられている。
長年待ち望んだリーグ優勝を果たしたアルテタ監督だが、チャンピオンズリーグ(CL)でも20シーズンぶりに決勝に進んでいるため、優勝を手にすれば、139年の歴史の中でアーセナルの監督として誰も成し遂げたことのない偉業を達成することができるが、果たしてパリ・サンジェルマン(PSG)に勝利して悲願のCL初制覇も飾ることができるのだろうか。

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