FIFAワールドカップ2026に臨む日本代表から落選したMF佐野航大(NEC/オランダ)が心境を明かした。19日、オランダメディア『voetbal international』がコメントを伝えている。


 今シーズンはエールディヴィジ全試合に先発出場し、3ゴール7アシストをマークするなどNECの3位フィニッシュの原動力となった佐野。昨年6月には日本代表デビューを飾り、3月に行われたスコットランド代表との国際親善試合にも出場。FIFAワールドカップ2026でのメンバー入りが期待されていたが、15日に行われたメンバー発表会見にて、森保一監督からその名前が読み上げられることはなかった。

 現地時間17日に行われたゴーアヘッドとの今シーズン最終戦にもフル出場し、2-1の勝利に貢献。NECとの現行契約は2028年6月末まで残されているが、PSV、アヤックス、フェイエノールトの国内3強に加え、兄・海舟が所属するマインツも獲得に興味を示しており、今夏の移籍も囁かされている。長いシーズンを終えた佐野は「まずは休暇に入ります」と前置きしつつ、注目が集まる去就について次のように語った。

「これ(ゴーアヘッド戦)が最後の試合になるかどうかは分かりません。まだ他のクラブからオファーは届いていないですし、何も知らないんです。噂は耳にしますが、移籍は常に難しいものです。僕が移籍するとみんなが感じているのは分かりますが、まだそこまでには至ったいないんです」

 また、ワールドカップに臨む日本代表から落選したことについては「もちろん、代表入りを期待していたので残念ですが、日本には優秀な選手がたくさんいますし、代表監督の判断は理解できます」とコメント。その上で「ワールドカップに出場することは僕の夢なので、これからの4年間に集中して、必ず出場したいと思います」と4年後に向けた思いを口にした。

 兄・海舟やNECのチームメイトである小川航基、今年1月までともにプレーしていた塩貝健人(現:ヴォルフスブルク)は本大会のメンバーに名を連ね、過去最高成績となるベスト8以上、そして目標として掲げている優勝を目指す。
佐野は「彼らが代表に選ばれたことを嬉しく思います。そして『オランダに勝て!』と伝えてあります」と明かしている。
編集部おすすめ