現在46歳の大島監督は横浜FMジュニアユースのコーチを経て、2021年にトップチームのアシスタントコーチに就任。
指揮を執った公式戦39試合の戦績は15勝3分21敗。2025明治安田J1リーグでは残留争いに巻き込まれながらも、最終的には15位で残留を回避したが、明治安田J1百年構想リーグでも地域リーグラウンドEASTで勝ち点「20」の7位と不安定な戦いが続いた。先月31日に行われたプレーオフラウンド・第1戦では清水エスパルスと1-1のドロー。6日に本拠地『日産スタジアム』での第2戦が控えている。
解任が発表された大島監督は、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「まずは、これまで支えてくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。ファン・サポーターの皆さま、パートナー・スポンサーの皆さま、そしてホームタウンの皆さま、良い時も苦しい時も、クラブを信じ、熱い応援と温かいご支援を送り続けてくださったことに最大級の感謝をお伝えしたいと思います。本当にありがとうございました」
「そして、私自身が在籍した期間の中でクラブをもっと良い方向へ変えたい、さらに成長させたいという強い思いを持ち、全身全霊で取り組んできました。しかし、その思いをクラブ全体に浸透させることができないままこの場を離れることになったことは、言葉では表しきれないほど悔しく、無念でなりません。クラブの未来のために成し遂げたかったこと、実現したかったことがまだ数多く残っているだけに、その悔しさは今も強く胸に残っています」
「これから先、横浜F・マリノスが多くの人々に愛され、誇りに思われるクラブになってほしいと心の底から願っています。これまで関わってくださったすべての皆さまに、改めて感謝申し上げます。
また、鈴木健仁スポーティングダイレクターは次のように解任の経緯を説明した。
「大島監督には、横浜F・マリノスが2029年クラブワールドカップ出場という中長期の目標を目指す中で、明治安田J1百年構想リーグを通じて、2026-27シーズン明治安田J1リーグ以降につながるチームの土台づくりという、非常に難しい役割を担っていただきました。大島監督は、F・マリノスが目指す攻撃的なフットボールを取り戻すために、日々のトレーニングや試合への準備においても、選手、スタッフと向き合いながら、チームを前へ進めようとする姿勢を示し続けていただきました」
「また、2025年にはクラブとしてもチームとしても極めて難しい状況下で監督を引き受けていただき、J1リーグ残留という大きなミッションを達成していただきました。その取り組み、姿勢、そして横浜F・マリノスのために尽くしていただいた日々に、クラブを代表して心より感謝申し上げます」
「一方で、クラブが掲げる2029年クラブワールドカップ出場という目標を見据えたとき、チームの成長をより速く、より確かなものとし、結果につなげていくためには、現状のチームに変化が必要であると判断しました。横浜F・マリノスが再び国内で上位を争い、アジアで勝ち上がり、世界に挑むクラブになるため、クラブとして協議を重ねた結果、このタイミングで新たな体制に移行することが必要であると判断いたしました」
「また、当然ながら結果に関しては監督一人に帰するものではなく、ここ数年で解決し切れなかった課題や、戦い方と編成の整合性、チームを支えるクラブ全体の体制について、クラブ全体として重く受け止めています」
「横浜F・マリノスは、アタッキングフットボールをもう一度勝利につながるものにするために、J1リーグで勝ち続けるための戦い方をより明確にし、それを実現できる体制を整えてまいります。大島監督がこのクラブのために注いでくださった情熱と努力に、心より感謝申し上げます。大島監督の今後のご健勝とご活躍を、クラブとして心より願っております」

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