鈴木については、所属するフライブルクの一員として出場した5月3日のブンデスリーガ第32節ヴォルフスブルク戦で、78分に相手選手と接触し、右肩付近を負傷。翌4日には、フライブルクを通して、右鎖骨骨折と診断されたことが明かされていた。このケガの影響により、同20日に行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝のアストン・ヴィラ戦も欠場。2025-26シーズンの公式戦ラスト4試合のピッチに立つことはできなかった。
だが、同15日、日本代表を率いる森保一監督が読み上げたFIFAワールドカップ2026を戦う日本代表のメンバーリストには、鈴木の名前があった。大会前にケガからの復帰が見込めるという意味での招集で、鈴木自身も、日本代表に合流を果たした25日のトレーニング後には、「何不自由なく生活できていますし、やっている中でも気にしていないですし、痛みも全然ないです。僕自身は、今からでも(ピッチの)中に入ってできる感覚はあります」と、順調に回復していることをアピールしていた。
そして、6月に入ると鈴木は日本代表のトレーニングにフル合流した。現地時間4日に行われたトレーニングの後には、「体も動くんで、いい感じです」と快調をアピール。FIFAワールドカップ2026直前のケガということで、心配の声も少なくはなかったが、自身は「すぐ治るとは言われていたので」と、焦りすぎることなく日々を過ごしていたと明かす。
日本代表にとって、FIFAワールドカップ2026の初陣となるオランダ代表戦は10日後に迫っているが、「時間はあるので、焦らずにやっていきたい」と鈴木。離脱期間が長期に及ばなかったこともあり、「フィジカル的には100%だと思います」と、コンディション面の心配はないと主張する。
「チームのやり方はある程度わかってはいますし、関係性やコンビネーションの面はさらに合わせる必要がありますが、あとはもうほとんど自分のコンディション次第。焦らずにあげていければいいかなと思います」
今大会の日本代表メンバーを見ると、ケガ人が続出したこともあり、「3-4-2-1」の2シャドーを本職とする選手が若干手薄になっている。鈴木自身は「僕のようなタイプは(シャドーには)いない。それはこの前の試合(31日のアイスランド代表戦)を見ても思った」と口にしており、自身が担うべき役割の重要さも理解している。「もちろん、スタートから出る、途中から出る、状況によっていろいろあるとは思いますけど、推進力のところや突っかけるところはある程度イメージはできています」と、自身初の大舞台でも、自らの武器を示す準備を進めていく。

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