常に注目を浴びる芸能界。タレントの小林麗菜さん(31歳)は、『王様のブランチ』(TBS系列)のリポーターなど、まさにキラキラした芸能界のど真ん中で活躍している。

しかし、実は彼女にはこれまで明かされてこなかった「度を超えたこだわり」がある。画面越しに見せる快活な姿からは想像もつかないような、意外な一面について、本人を直撃した。

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憧れの番組だった『王様のブランチ』

ーーデビューのきっかけを教えてください。

小林麗菜:高校生の時にNHKの『テストの花道』に出演したのが最初ですね。『王様のブランチ』は、ずっと憧れの番組だったので、今の事務所に入るときにも面接で社長に伝えていました。オーディションの話が来た時も、「私に行かせてください!」って直談判して。

ーーブランチリポーターになりたかったんですね!

小林麗菜:映画が大好きなんです。LiLiCoさんが『王様のブランチ』で、私の大好きなジョニー・デップにインタビューをしているのを見て、「私もこんな仕事がしたい!」と思ったのが原点です。

帰宅後は「まず服を全部脱ぐ」

ーー以前、ヤーレンズのお二人がラジオで「小林麗菜には異様なこだわりがある」といったことを話していました。

小林麗菜:ヤーレンズさんと長時間のロケをしたことがあって。私が暗い人間だということがバレてしまったみたいです(笑)。そこから、ラジオで共演させてもらった時に潔癖であることも話す流れになってしまいました。『王様のブランチ』のイメージもあるし、本当は話す予定ではなかったんですけどね(笑)。

ーー帰宅からお風呂までのルーティンが独特だそうですが。


小林麗菜:まず玄関で服を全部脱いで、洗濯機に服を入れたら、手洗いうがいをします。これでやっと浴室のドアノブが触れるので、お風呂に入ります。お風呂から上がったら、基本は寝室にしか入れません。

ーー不便そう。なぜですか?

小林麗菜:他の部屋や廊下は、お風呂に入っていない状態で使っている場所なので。だから、お風呂上がりの移動は綺麗な靴下だけ履いて、寝室に行ってパジャマに着替えます。

ーーちょっと待ってください! 今、お風呂から寝室まで、靴下一丁で移動しませんでした!?(笑)

小林麗菜:そうです(笑)。脱衣所とかでパジャマに着替えると、廊下の壁に触ってしまうかもしれないじゃないですか。

ーーそこまで徹底しているんですね。

小林麗菜:パジャマに着替えたらベッドから動けません。お風呂に入っている間に洗濯機を回していることが多いんですけど、パジャマに着替えた後で洗濯を干さないといけなくなったら、一度パジャマを脱ぎます。また靴下一丁になって洗濯を取りに行って、干してから寝室に戻って、もういちどパジャマを着ます。


ーーすごすぎます。眠っている夜中に喉が渇いたりトイレに行きたくなることもありますよね。

小林麗菜:その時も同じですね。パジャマを脱いで寝室を出て、ドリンクを飲んだりトイレに行ったりして、戻ったらパジャマを着てまた寝ます。

一回のゴミ捨てに「3時間」

ーーとにかく、お風呂に入った後の体とパジャマを汚したくないんですね。

小林麗菜:そうですね。特に、ゴミ捨てはお風呂の前にしかできません。ゴミ箱からゴミ袋を取り出すと、汚い空気が部屋に飛んでる感じがするんですよね。ゴミ捨ての時に通ったルートも全部掃除しないと気が済みませんし。通った所は、床だけじゃなくて壁まで全部拭かないと気持ち悪いんです。

ーーゴミ捨てって、わりとライトな家事にも思えますが、そこまでやると重労働ですね。

小林麗菜:だから、掃除まで入れたらゴミ捨てに3時間かかります。

ーー3時間!?

小林麗菜:はい。
うちのマンションは24時間いつでもゴミを出せるんですが、私のペースだと大体5日に1回ゴミ捨てが必要なんですね。なので、スマホに書いている「日々のTo-Do(やること)リスト」には、随分先までゴミ捨ての日が入っています。

着る服を「素材」で選んでいる

ーーゴミ捨てに3時間かかる生活。潔癖をやめたくなりませんか?

小林麗菜:やめたいですよ! 自分は普通だと思っていましたが、知人に指摘されて、1日に50回以上手を洗うのはおかしいと気づきました。他にいくつもあるので、生きにくいです(笑)。好きな服もなかなか買えませんしね。

ーー潔癖と好きな服が買えないのは、どう繋がるんですか?

小林麗菜:特に上着なんですけど、満員電車や人ごみを歩くと、他の人の服に触るじゃないですか。気になるので、帰ったら毎日除菌シートで拭きます。ファーがついた可愛い服を着たいんですが……。拭けるレザー素材のような上着しか買えないんですよ。

ーー満員電車だと、やむを得ず他人と接触してしまうこともあります。

小林麗菜:電車には毎日乗りますが、嫌ですね。バッグは毎日洗います。


ーーバッグまで!?

小林麗菜:はい。上着と同じく好きなバッグも買えなくて。デニム製品もあまり洗わないほうが良いとは思いますけど、毎回洗わないと気が済みません。

ーー草彅剛さんが聞いたら、ブチギレそうですね(笑)。

小林麗菜:ですね(笑)。私の口癖は「潔癖性を直したい」です(笑)。

好物を食べる時間を「To-Doリスト」に入れる

ーー先ほど「To-Doリスト」の話もありましたが、これもヤーレンズのお二人にイジられていました。

小林麗菜:そうですね(笑)。特に月に1度に制限しているマクドナルドを食べる日は、2ヶ月先のTo-Doリストリストにも入っています。

ーーその日に、友人から「ご飯行かない?」と誘われたら?

小林麗菜:断りますよ。To-Doに入れているんですから。なぜならマクドナルドが大好きで、私の中では最優先事項といってもいいくらいです。家に配達してもらって食べるんですけど、何時に届けてもらうかも前日に予約しておきます。


ーーもしや食べる時間までTo-Doリストに入ってるんですか?

小林麗菜:はい。だから、マクドナルドが届くまでに掃除をしたり、猫の餌を買いに行ったりということも、全部To-Doリストに入れています。

ーー例えば、恋人や好きな人からのデートの誘いでもTo-Do優先ですか?

小林麗菜:状況にもよりますけど、「今日はマクドナルドを食べる日だから」と答えそうですね。

エンタメに救われた過去

「お風呂上がりは靴下一丁で移動…」『王様のブランチ』リポーターが明かす潔癖ルーティンの衝撃。1回のゴミ捨てに“3時間”かかるワケ
「潔癖性は直したい」とのことだ
ーーテレビでの姿とのギャップを感じます。

小林麗菜:テレビでのキラキラした感じは、憧れていたのでやりがいも楽しさもあります。でも、HPが削られる感じがあるのは事実ですね(笑)。

ーーどちらかが演じているというわけでもなく、どちらも小林麗菜だということですね。

小林麗菜:実は、小学3年から中学3年までいじめにあっていて。その時に映画やドラマ、テレビに楽しさをもらって救われていました。今の活動は10代の頃の自分へのアンサーだったりするようにも思いますね。

ーー今回お話していただいたことで、今暗い思いをしている若い世代の人にも希望を与えることにもなるかもしれませんね。

小林麗菜:そうだと素敵ですね! でも、潔癖性は直したいです!(笑)

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人間は多面体である。
今回、小林さんの知られざる一面に迫り、核の部分に近づいたように感じた。しかし、だからといってテレビでの姿はウソではない。どんな自分も自分であると、受け入れて生きる様は人間としての深みがあった。

<取材・文/Mr.tsubaking>

【Mr.tsubaking】
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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