◆侍ジャパンU―18壮行試合 高校日本代表―沖縄県高校選抜(2日・セルラー那覇)
第32回U-18W杯(5~14日・沖縄)で連覇を目指す高校日本代表は2日、沖縄県高校選抜との壮行試合(セルラー那覇)に臨む。日本代表の先発は今夏の甲子園を制した沖縄尚学の150キロ左腕・末吉良丞(りょうすけ、2年)、沖縄選抜の先発はチームメートの146キロ右腕・新垣有絃(ゆいと、2年)が務める。
沖縄県高校選抜はオリジナルユニホームを着用して注目の一戦に臨む。選抜チームを率いる比嘉公也監督(44)=沖縄尚学監督=は「日本開催で、さらに沖縄県での開催ということで、沖縄チームは一夜限りではあるんですけど、自分たちの持ってる力を出して、日本代表チームのためになるようなゲームにできたらと思います」と意気込んだ。
チケットはソールドアウト。沖縄の野球少年・少女にはうれしいマッチアップだ。「野球って楽しいなと思えるような試合にしたいですし、何とか野球人口が少しでも増えるきっかけになるような、そういう試合なればすごく意義のあるゲームになるのかなと思います」と語った。
先発として沖縄尚学のまな弟子同士が投げ合う。「末吉は代表戦では初めての登板になるので、今日の試合をきっかけに少しでもチームの力になれるようなピッチングになってくれればいい。新垣は、いいバッターとの勝負を楽しむという表現が適切かは分かりませんけど、真っ向勝負で、何とか自信を持って投げて欲しい」と期待した。