◎「第26回大津びわこ大会」(8月30、31日・から池グラウンドほか)◆中学生ジュニアの部 ▽2回戦 越前ボーイズ13-3大津瀬田ボーイズB

 敗戦から収穫を持ち帰った。オール1年生で臨んだ大津瀬田Bは、初戦で悔しいコールド負け。

山本主将は「打球の速さや声かけなど(2年生との)力の違いを思い知らされた。いい勉強になった。試合経験を積んで力をつける」とかみしめた。

 初回先頭の岩崎が二塁打し、若村が適時三塁打。鮮やかな先制攻撃だったが、簡単にはいかなかった。「先制してナインを乗せたかったが、力の差はどうしようもない」。先制打の2番打者が振り返ったように、即座に反撃に遭った。4失点でひっくり返され3、4回にも失点。計13失点に上級生との差を実感した。

 先発・片岡は2回1/3を7失点だが「少しは自分の投球ができたかな。試合経験を積んで、いろんな場面を経験して投球術を身につける」と前向き。若村も「大量差にも、みんなで野球を楽しんだ」と晴れやかな表情だった。

 〇…1回戦で9得点、続く大津瀬田戦で13得点した越前は、準々決勝で三田に5-8打ち負けたが3試合で計27点を奪った。

 強力打線は新チームで大きな武器になりそうだ。三田戦で一時勝ち越しの二塁打を放った臼谷は「大事な場面で打てて自信につながる。逆転されてヒーローが逃げた」と苦笑い。大柳主将も「3試合ともいい試合ができた。チームも強くなっているし、バッティングも力が付いた」とうなずいた。

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