右手中指骨折で離脱した巨人・甲斐拓也捕手が5日、ジャイアンツ球場でリハビリを行った。キャッチボールの後、今週から再開した両手でのティー打撃やトス打撃、マシンのスローボールでの打撃練習も行った。

 負傷から約2週間で順調な回復を見せ、「完全ではないですけど、ある程度振れているのでだいぶ良くなっている」と現在の状態を説明。中指を使うスローイングについても、この日は50メートルほどの距離でキャッチボールを行い「(痛みは)ゼロではないので。でも今日もある程度、距離を取って投げられていますし、できることはできてるのかな」と語った。

 甲斐は8月23日のDeNA戦(東京ドーム)の守備で、本塁クロスプレー時に右手がヘッドスライディングした走者に巻き込まれる形となって負傷。一度は治療のためにベンチに戻るも、交代せずにプレーを続行したが、試合後に「右中指中手骨頭骨折」と診断され、同25日に登録抹消となっていた。

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