◆JERAセ・リーグ 阪神6―1広島(5日・甲子園

 広島が阪神に完敗し、7年連続でのV逸が決まった。先発・森が初回に大山に満塁アーチを浴びるなど、一挙6失点。

打線も初回に相手の暴投から先取点を奪ったものの、天敵の大竹を崩せずに今季5個目の白星を献上した。

 6月終了時点で貯金2と踏ん張っていたが、7月に4勝16敗3分の勝率2割と急失速。優勝争いから脱落していった。特に阪神には5月から7月にかけて10連敗を喫するなど、6勝15敗と大きく負け越し。首位独走を許す一因となった。

 ただ2、3位争いが白熱しており、クライマックスシリーズからの下克上の可能性は残されている。2年ぶりのAクラス入りを懸けて、残り20試合で全力を尽くす。

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