◆JERAセ・リーグ 阪神6―1広島(5日・甲子園

 阪神・藤川球児監督は、投打がかみ合っての連勝に充実感を漂わせた。「本当に今日は充実したゲーム内容といいますか、継投もスムーズにいきましたし、木浪も久しぶりに(試合に)出て、いい一本が出て。

リズムが非常に良かったと思います」。

 初回に先制されたが、すぐさま森下が同点打。大山が満塁弾を放つなど一挙6得点で逆転した。指揮官は主砲の一発に「月がきれいだなと思いましたね。今日夕方、甲子園は虹も出ていたようで、そのあたりで運が向かないかなと思っていたんですけど、打った瞬間パッとみたら月がきれいでしたね。素晴らしいホームランでした」とたたえた。

 先発・大竹は6回1失点で7勝目。「また彼も仕切り直し。もう1イニングの猶予は次回にと。1つずつまたハードルを越えていかなければいけないというところでは、また次の登板に期待したいし。まだまだ、落ち着かない状態で戦ってもらいたい」と評価した。 マジックは1つ減って「3」。

最短で7日にも甲子園で宙を舞う。「本音はこのままずっと(マジック)3とか2のままいかないかなと。非常に幸せな時間、少し早いかなというのが本音なんですけど、贅沢は言えない」と明かしつつ「また寝て起きたらですね、今日また戦うぞという気持ちに変わってますから」と前を見た。

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