◆ラグザス presents 第32回 WBSC U―18 野球ワールドカップ ▽1次ラウンド 日本4―1イタリア(5日・沖縄セルラー那覇)

 イタリアとの1次ラウンド初戦に臨んだ日本は4―1で勝利した。

 3回1死満塁から、奥村頼人(横浜)が押し出しの四球を選んで先制。

6回には1死一、三塁から守備が乱れて同点に追いつかれたが、直後に迎えた2死満塁の攻撃で藤森海斗(明徳義塾)の投ゴロが相手の失策を誘発し、一挙3得点で勝ち越しを決めた。先発した森下翔太(創成館)は5回1/3を投げ4安打1失点、8奪三振の好投。2番手の早瀬朔(神村学園)も1回2/3を無安打無失点で相手打線を封じた。

 小倉全由監督は試合を振り返り「正直言ってきつかったですね」とこぼしたが、「今日の苦しいゲームを勝たせてもらったんですから、負けなかったっていうのがよかったこと。今日の苦しかった分を次のゲームに生かしていってほしいと思います」とナインを鼓舞した。

 また、開幕投手を務めた森下については「コントロールがいいピッチャーなんで、今日は自分のピッチングをやってくれると信じていました。その通り、投げてくれた」と評価。森下も「自分のピッチングで勝てたと思っているので、うれしい気持ちです」と笑顔を見せた。

 日本は次戦、6日の18時30分から韓国と対戦する。

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