◆パ・リーグ オリックス3―1日本ハム(6日・京セラドーム大阪)
オリックス・曽谷が不安一掃の快投を見せた。勝敗こそつかなかったが、6回1失点で試合をつくり「感触もすごくよかったし、何より楽しく投げられた」と納得顔。
7月11日の日本ハム戦(エスコン)で自己最多8勝目を挙げたのを最後に、3連敗。自らの結果が伴わない期間も、同期の絆を忘れなかった。同30日に同じ2000年生まれの入山が支配下に昇格。翌8月に遠征先の焼肉店で「祝福会」を開催したという。「ほんまにおめでとう!」とサプライズでケーキを渡し、右腕と共闘を誓い合った。
伸び盛りの3年目左腕が戦列に戻り、11日の日本ハム戦(同)では5学年下の左腕・東松が先発することも決定。スターターの柱として2ケタ勝利の期待もかかる曽谷は「できたら一番だけど、ローテをしっかり守って投げていきたい」と宣言した。(南部 俊太)