◆イースタン・リーグ 楽天2―5巨人(6日・盛岡)
巨人のドラフト1位・石塚裕惺内野手(19)が6日、2戦連続の先頭打者弾を含む4安打2打点の大暴れを見せた。イースタン・楽天戦(盛岡)に「1番・三塁」で先発。
2回2死二塁では左翼線へ適時二塁打、4回2死では右中間への二塁打と通算56勝のベテラン左腕から3安打。7回先頭でも3番手・坂井の外角直球を右前へと運び、今季2度目の4安打とした。打率を3割2分9厘に上昇させたが「(好調の要因は)分からないです」と不敵に笑った。
今季の目標である1軍デビュー&初安打に向けて、アピールが続く若武者は、「(1軍に)呼んでもらえるように、引き続き結果を出し続けるだけ。コンスタントに結果を出していくことで1軍の目に留まると思うので、今日だけで終わらないように」。憧れの舞台に立つために、快音を響かせていく。(小島 和之)