◆米大リーグ ダイヤモンドバックス―レッドソックス(6日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 レッドソックス・吉田正尚外野手(32)が6日(日本時間7日午前9時10分開始予定)、敵地・ダイヤモンドバックス戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。

 相手先発が左腕だったこともあり、2試合連続で欠場していた吉田。

今季はここまで3番1試合、4番3試合、5番15試合、6番8試合、7番5試合でスタメン出場してきたが、メジャー移籍後初めて1番に抜てきされた。オリックス時代を含めても19年9月29日のソフトバンク戦(京セラドーム)以来、6年ぶりだ。メジャーでスタメン出場の経験のない打順は8番と9番のみとなった。

 レッドソックスの1番は前半戦、ほとんどの試合でデュランが座っていた。後半戦は21歳外野手で6月にメジャーデビューしたアンソニーが起用されることが多かったが、2日(同3日)の試合で左脇腹を痛めて負傷者リスト(IL)入りして離脱していた。

 メジャー3年目の吉田は、昨年シーズン終了後に受けた右肩手術の影響で今季は出遅れ、ここまで36試合の出場で2本塁打、13打点、打率2割4分2厘にとどまっている。チームはポストシーズン進出へ向けて負けられない戦いが続いている。「1番・吉田」はシーズン終盤、ポストシーズンへ向けて新たなオプションとなる可能性もありそうだ。

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