◆米大リーグ マーリンズ2―4フィリーズ(6日、米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 フィリーズのカイル・シュワバー外野手(32)が6日(日本時間7日)、敵地・マーリンズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、3打数無安打2死球で本塁打は出なかった。自身初の50号に王手をかけてから8戦連続本塁打なし。

本塁打王争いでは2位ドジャース大谷翔平投手(31)の46本に3本差でリーグトップを独走しているが、49発で足踏みが続いている。フィリーズは2点差に迫られた接戦を制して3連勝となった。

 初回先頭の1打席目は、先発右腕・アルカンタラのカーブが左足に当たって四球で出塁したシュワバー。1死一塁からハーパーが24号2ランを放ち、先取点となるホームを踏んだ。2点をリードした3回先頭の2打席目は9球目まで粘るも見逃し三振。4点リードとなった4回1死一、二塁では二飛に倒れた。2点リードの7回無死二塁の4打席目は2番手左腕・ギブソンの抜けたシンカーが右肩に当たってこの日2つ目の死球。9回1死走者なしの5打席目は、右腕・ロアのシンカーを中堅にはじき返して飛距離389フィート(約119メートル)の大きな飛球だったが、あとひと伸び足りず中飛だった。

 6月からは2番に定着して、1番ターナー、2番シュワバー、3番ハーパーと並ぶことが多かったが、この日はターナーがスタメンを外れたことから、7月13日(同14日)の敵地・パドレス戦以来、約2か月ぶりに1番に入ったシュワバー。8月28日(同29日)の敵地・ブレーブス戦で1試合4本塁打を放ち、一気に46、47、48、49号を放って9打点もマークしたが、その後は8試合連続で本塁打も打点も出ていない。

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