パ・リーグ ソフトバンク2―4楽天(7日・みずほペイペイ)

 9番・太田光捕手が4回2死一塁での第2打席で松本晴の144キロ直球を振り抜き、右翼ホームランテラスギリギリに飛び込む勝ち越しの1号2ランを放った。24年8月10日のソフトバンク戦以来、同じみずほペイペイドームでの一発に「久しぶりに芯で当たったので、外野の頭を越えてくれと思って走っていた」。

手応えを問われると「(本塁打を)あんまり打っていないので…。とりあえず越えてくれと思っていました」と振り返った。守備でも同学年の先発・藤井ら計4投手をリードして勝利に貢献。藤井について「しっかりボールを操れていましたし、精度よく投げ込めていた」と話した。

 今季は打率が1割を切る時期もあったりと打撃で苦しむことも多いが、貴重なアーチでチームの連敗を4でストップ。三木監督も「今年ずっと苦しんでいたけど、いいところで打てた。ナイスバッティング」と太田の一打をたたえた。

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