日本ハム・伊藤大海「殺気がない」Ｖ争いでペースダウンのチームに喝…ソフトバンクと直接対決「絶対勝たなきゃいけない」
エスコンで調整した伊藤 画像（1枚）

　９日のソフトバンク戦（エスコン）に先発する日本ハムの伊藤大海投手（２８）が８日、闘志むき出しの投球で必勝を誓った。首位・ソフトバンクと４ゲーム差で迎える直接対決へ「絶対勝たなきゃいけない。

勝つ勝たないで大きく変わる一日になる」と力を込めた。

　チームはソフトバンクに３連勝した８月２４日の後に、３勝７敗１分けと一気にペースダウンした。「ホークスと比べると何かが圧倒的に足りていない。どこか優しくて、死ぬ気で戦っている感じがしない。殺気がない」と自軍に闘争心を求めた。「マウンドにいる投手がチームから一番見えるので（闘志を）伝染していけるような投球を」とプレーでナインを引っ張る覚悟だ。

　相手先発は今季６度目のマッチアップとなるモイネロ。５度の投げ合いは１勝３敗で、「宿命。苦しいですけど楽しい状況でもある。このまま終わる気がしない」。リーグトップの１４勝目を目指すエースが逆転優勝を先導する。（川上　晴輝）

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