打率2割9分8厘でリーグトップに立つ巨人・泉口友汰内野手(26)は残り17試合で、球団では16年坂本勇人以来の首位打者を目指す。

 泉口が2位確保へ尽力し続けることを8日、誓った。

7日に阪神のリーグ優勝が決まり、連覇の夢は途絶えた。ただ、CS第1ステージが本拠開催となる2位を目指す戦いは続く。シーズンは残り17試合。攻守で中核を担う背番号35は「勝っていくしかない。CSへ向けてしっかり2位を死守できるように頑張りたいです」と決意を込めた。

 打率と出塁率でリーグトップ。9日からは打率リーグ2位の小園もいる5位・広島との3連戦(東京D)に臨む。遊撃手が首位打者を獲得すればセ・リーグでは16年の坂本勇人以来、2人目の快挙だが、泰然自若。「数字はシーズン終わってからついてくるものだと思っている。その日の試合でチームに貢献できるように」と、チーム第一の精神で役割を果たすことに集中する。(宮内 孝太)

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