◆米大リーグ ドジャース―ロッキーズ(8日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が8日(日本時間9日)、本拠地・ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。0―1と1点を追う6回無死一塁で右腕メヒアから今季97個目の四球(16敬遠を含む)を選び、3死球と合わせて今季100四死球に到達した。
四球数のリーグトップはJ・ソト(メッツ)の118個。MLB全体で100四球を超えているのはソト以外だとA・ジャッジ(ヤンキース)の104個で、R・ディバース(Rソックス→ジャイアンツ)が99個で王手をかけている。大谷はソトに次いでリーグ2位につけており、自身初の「100」の大台はほぼ確実だろう。勝負を避けられることも多い強打者の証しと言える。
大谷は前日7日(同8日)の敵地・オリオールズ戦では、15年の交流戦以来10年ぶりの対戦となった菅野智之投手(35)から初回に5戦ぶりの47号先頭打者アーチ。シーズン12本目の先頭弾で23年にベッツが記録した球団最多記録に並ぶとともに、メジャー記録の15本まで残り3本とした。4年連続の150安打にも到達すると、3回にはまたも菅野からバックスクリーン右へ2打席連発の48号ソロ。今季4度目となる1試合2発とした。
3年連続の本塁打王に向けては8月28日(同29日)に1試合4発の離れ業を見せ、一時大谷に4本差をつけていたシュワバーまで1本差に迫っている。
◇大谷の年度別四死球
▽18年 39(37四球、2死球)
▽19年 35(33四球、2四球)
▽20年 22(22四球、0死球)
▽21年 100(96四球、4死球)
▽22年 77(72四球、5死球)
▽23年 94(91四球、3死球)
▽24年 87(81四球、6死球)
▽25年 100(97四球、3死球)