セ・パ両リーグは10日、8月度「大樹生命月間MVP賞」を発表した。セ投手は阪神・才木浩人投手、セ打者はヤクルト・村上宗隆内野手、パ投手はソフトバンク・上沢直之投手、パ打者はソフトバンク・牧原大成内野手がそれぞれ選ばれた。

 才木は5試合に登板し、1完投を含む4勝0敗、防御率2・10をマーク。圧巻の成績でリーグ優勝したチームを支えた。

 上半身のコンディション不良から復帰した村上は8月に入ると“無双モード”に入った。27試合で打率2割9分1厘、12本塁打、22打点をマーク。31日の広島戦(神宮)では史上初となるバックスクリーンに1試合3発という離れ業を成し遂げた。最下位という状況でもバットでチームを鼓舞し続けた。

 上沢は20日の西武戦(みずほペイペイD)では7回12奪三振で2失点で白星をつかむなど、4試合で4勝0敗、防御率1・73と抜群の安定感が光った。

 牧原は6日のロッテ戦(ZOZO)では2年ぶりに5番で起用され、1号2ランを含む3安打、自己最多5打点を挙げる活躍を見せた。24試合で打率3割8分5厘、3本塁打、18打点、3盗塁と打線をけん引した。

編集部おすすめ