◆パ・リーグ 日本ハム―ソフトバンク(9日・エスコンフィールド)
日本ハムの山県秀内野手が、2打席連発となる左越え3号2ランを放った。
1点リードの6回、1死一塁からソフトバンク・モイネロの147キロを低い弾道で左中間スタンドまで運んだ。
山県は「追い込まれていたので、三振は仕方ないと割り切ったことが最高の結果になったと思います。自分が一番驚いています」と素直に語った。
4回の打席では、同じ147キロを同点の左越え2号ソロ。「打席に入る前にボスからアドバイスをもらっていたので、応えることができてよかったです。内容は企業秘密です」とコメントしていた。
新庄監督の助言の効果か、早大時代、東京六大学では244打席で本塁打は1本もなかった伏兵が、首位との直接対決で大仕事を果たした。