◆JERAセ・リーグ 巨人6―4広島(9日・東京ドーム)

 広島は、2位・巨人との3連戦初戦を落とし、今季4度目の5連敗を喫した。今季最多の借金は13に膨らみ、3位・DeNAまで今季最大の5ゲーム差まで広がった。

 先発・床田が誤算だった。1点先制直後の初回にリチャードに満塁本塁打を浴びるなど、1死から7連打で6失点。2回以降は追加点を与えなかったが、6回6失点で自己ワーストの10敗目(9勝)を喫した。

 打線の追い上げも及ばなかった。初回1死一塁から小園が先制二塁打。2回は、炎上直後の床田がプロ1号2ラン。5回には坂倉の適時二塁打で2点差に詰め寄ったが、序盤の大量ビハインドは重かった。

 床田は、6回1死の打席でも左前打を放ち、今季3度目のマルチ安打。今季13安打とし、23年の自己最多11安打の更新を勝利で飾れなかった。

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