◆JERAセ・リーグ 阪神0―3DeNA(9日・甲子園

 DeNAのアンソニー・ケイ投手が7回3安打無失点7奪三振。優勝明け初戦の阪神相手に球団助っ人左腕最多の8勝目を挙げた。

 初回、先頭の近本に左前打を許したが、その後けん制で誘い出して盗塁死に仕留めた。なお2死から中野の三塁失策で二塁まで進めたが、以降は完璧に抑えて得点の機会を与えずに白星をつかみ取り「記録を一つ達成できたのはうれしい。目標は10勝、バウアーやジャクソンと勝ち星争いができれば」と振り返った。

 2回2死一、二塁からは右膝を負傷し、今季復帰が絶望的となっている宮崎からもらったというバットを使用し、左中間に飛ぶ2点二塁打で自らを援護。「1日でも早い復活を望んでいますし、代わりに入った筒香選手も今とてもいい仕事ができてると思うので、チーム、残されたメンバーで戦っていきたいと思ってます」を意気込んだ。

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