パ・リーグ 日本ハム7―4ソフトバンク(9日・エスコンフィールド)

 日本ハムは、2回に3点のビハインドを背負いながらも逆転勝ち。昇格即スタメンの今川が一発を含む3安打3打点、山県が2打席連発と伏兵が活躍した。

投げては先発・伊藤が7回3失点で自己最多に並ぶ14勝目。チームの連敗を3で止め、首位ソフトバンクに3ゲーム差と迫った。

 会心の勝利だったが、新庄監督は「八木さんが心配なので今日はなし。あとは活躍した選手に聞いてあげて」とコメントだけを残した。8回、近藤が二飛に倒れた際にバットが根元から折れ、そのまま一塁ベンチへ。打球を見ていた八木打撃コーチはバットに全く気づかず、左側頭部に直撃した。

 八木コーチはトレーナーに支えられながらベンチ裏へ下がると、札幌市内の病院へ向かい検査を受けた。球団によると意識はあり、会話も出来ていたという。今後は検査結果を踏まえて判断するとしているが、状態が心配される。

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