◆JERA セ・リーグ 巨人6―4広島(9日・東京ドーム)

 巨人の中山礼都内野手が決勝の適時打を放った。

 0―1の初回1死一、三塁で岡本が中前適時打。

同点に追いつくと、なお一、二塁で岸田も中前打で続いて満塁となり、打席には中山。「なんとか先輩がつなげてくださったチャンスだったので、初球からどんどん打とうと決めて打席に立ちました」。床田のシンカーを捉えると打球は中前へ。三塁走者の泉口が生還し、勝ち越しに成功した。続くリチャードの満塁弾でこの回一挙6得点。広島を突き放した。

 優勝は逃したが「悔しい思いはもちろんありますけど、まだまだ終わったわけじゃない。全員で1日1日全力で戦って、2位をしっかり確保できるように」と今後に向け意気込んだ。

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