◆米大リーグ ヤンキース―タイガース(9日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)が9日(日本時間10日)、本拠地・タイガース戦のスタメンに「2番・右翼」で名を連ねた。9月初アーチで7試合ぶりの本塁打となる44号に期待がかかる。
ヤンキースのこの日のスタメンでは、1~9番まで全員が19本塁打以上をマーク。すでに6選手が20本塁打以上を放っている。さらにスタントン、ボルピ、マクマーンと3人が19本塁打で、20発の大台に王手。9番のマクマーンはロッキーズからの途中加入のためヤンキースですべての本塁打を放ったわけではないが、9人全員が20発以上となれば“史上最強打線”となる。
2019年にはツインズがクルーズの41本、ケプラーの36本、サノの34本など8人が20本塁打以上。これまでメジャー史上最多だった。9人が20発以上となれば初の快挙だ。ヤンキースは、この試合を含めて今季19試合を残している。この日のヤンキースのスタメンと、試合前時点での本塁打数は以下の通り。
【ヤンキース】
1(中)グリシャム・30本、2(右)ジャッジ・43本、3(左)ベリンジャー・27本、4(一)ライス・23本、5(指)スタントン・19本、6(二)チザム・28本、7(捕)ウェルズ・20本、8(遊)ボルピ・19本、9(三)マクマーン・19本、投・ウォーレン=右